特許
J-GLOBAL ID:200903054275580307

発振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山内 梅雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-310266
公開番号(公開出願番号):特開平8-167842
出願日: 1994年12月14日
公開日(公表日): 1996年06月25日
要約:
【要約】【目的】 周波数安定性の高い発振器を提供する。【構成】 GPS受信機15の出力する1秒周期の基準パルス信号16と電圧制御発振器11の出力をカウンタ回路13で分周したほぼ1秒周期のパルス信号14との位相差を位相比較回路17は検出する。遅延回路31および差算出回路32は1秒ごとの位相差の変化量を求め、平均化回路35は変化量の平均値を求める。変化量の平均値が減少するように制御電圧を変化させまずパルス信号14の周波数を基準パルス信号16に一致させ、このときの制御信号の電圧値を記憶する。次に制御信号の電圧を変化させて位相を合わせる。位相が一致した時点で記憶しておいた値に制御信号の電圧値を戻す。位相差の変化量の平均値を基に発振周波数の制御を行っているので、GPS信号の持つ長期的な周波数安定性が電圧制御発振器の発振周波数の安定性に反映される。
請求項(抜粋):
入力される制御信号の電圧値に応じた周波数の電気信号を出力する電圧制御発振器と、この電圧制御発振器の出力する電気信号と所定の周波数の基準信号との間の位相差の変化量を検出する位相差変化量検出手段と、この位相差変化量検出手段によって検出された位相差の変化量の減少する方向に前記制御信号の電圧値を変化させる第1の制御電圧変更手段と、前記基準信号の周波数と前記電圧制御発振器の出力する電気信号の周波数との差の許容値に対応して予め定められた位相差の変化量の許容値と前記位相差変化量検出手段によって検出された位相差の変化量とを比較する第1の比較手段と、位相差の変化量がこの許容値以下になった時点における前記制御信号の電圧値を記憶する制御電圧記憶手段と、前記電圧制御発振器の出力する電気信号と前記基準信号との間の位相差を検出する位相差検出手段と、位相差の変化量が前記許容値以下になった時点からこの位相差検出手段によって検出された位相差の減少する方向に前記制御信号の電圧値を変化させる第2の制御電圧変更手段と、前記位相差検出手段によって検出された位相差と前記基準信号と前記電圧制御発振器の出力する電気信号との間の予め定められた位相差の許容値とを比較する第2の比較手段と、検出された位相差がこの位相差の許容値以下になった時点から前記制御電圧記憶手段に記憶されている電圧値の制御信号を前記電圧制御発振器に供給する制御電圧供給手段とを具備することを特徴とする発振装置。
IPC (2件):
H03L 7/06 ,  G01S 5/14

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