特許
J-GLOBAL ID:200903054277957742
ダンパーを内蔵したウエザーカバー装置
発明者:
出願人/特許権者:
,
代理人 (2件):
前原 清美
, 弓田 昌弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-385484
公開番号(公開出願番号):特開2005-147515
出願日: 2003年11月14日
公開日(公表日): 2005年06月09日
要約:
【課題】 隣家の火災時の場合、高温の熱風が換気装置における排気側の排気排出口から侵入し、熱風が室内に侵入することを防止し、強風時にも、外気導入口及び排気排出口からの雨水、風雪等の浸入を防止する。【解決手段】 ウエザーカバー装置内部を、中央のダンパー部と、上方仕切部及び下方仕切部により給排気を仕切り、火災等の非常時には、羽根閉鎖強制板を連結したヒューズの溶断によってダンパー部のダンパー羽根を強制的に回動し、ダンパー羽根によって給気通口及び排気通口を閉鎖する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
一対の側壁を有するフードトラップカバー(41)及び給気口(Q)、排気口(R)を有する背面板(42)を備えたケーシング部(40)と、ケーシング部(40)の内部を仕切って取り付け収容される上方仕切り部(20)並びに下方仕切り部(30)、及び上方仕切り部(20)と下方仕切り部(30)間に回転自在に支承される弁作用をするダンパー部(10)とから構成され、上方仕切り部(20)は、排気通口を有して前記排気口と連通する導通路を形成すると共に、給気口への案内をする導通路を形成するように仕切って取り付けられ、下方仕切り部(30)は、給気通口を有して外気導入口から前記給気口へと連通すると共に、排出口への案内をするように仕切って取り付けられ、ダンパー部(10)は、フードトラップカバー(41)の一対の側壁(44a)(44b)に支持されるシャフト(13)を有し、そのシャフトカバー(12)が、対向配置された上方仕切り部(20)に形成の凹溝(22)と下方仕切り部(30)に形成の凹溝(32)の間に軸支され、前記給気通口(33)を開閉するダンパー羽根(11a)及び前記排気通口(23)を開閉するダンパー羽根(11b)を有し、ダンパー羽根(11a)の先端にバランサー(14)を備えると共に、前記シャフト(13)にフック(16)により回動可能に支持され、かつ、ヒューズ(36)及びバネ(37)を介して第2仕切板(30)へと付勢され、ダンパー羽根(11b)の一面に当接する羽根閉鎖強制板(15)を備え、前記ダンパー部(10)の上方に設置して給気と排気を仕切る上方仕切板(20)を、上位仕切板(21a)と、上位仕切板(21a)との接合端部に円弧状凹溝(22)を有して一体的に接続され、排気通口(23)を有する下位仕切板(21c)とにより構成し、前記ダンパー部(10)の下方に設置して外気導入口(N)から給気通口(33)への連通路と、排出口(P)への連通路を仕切る下方仕切り部(30)を、給気通口(33)を有する第一仕切板(31a)と、ダンパー部(10)のシャフトカバー(12)を枢着する円弧状凹溝(32)を有した端部で一体に接続された第二仕切板(31b)と、羽根閉鎖強制板(15)を下方仕切り部(30)側に付勢するヒューズ(36)及びばね(37)を介在する空間を形成するための第二仕切板(31b)、第三仕切板(31c)及び第四仕切板(31d)と、装置内最下位に位置してドレンガイドを兼ねたフードトラップカバーと協働して外気導入口を形成すると共に、背面板と協働して排出口を形成する第五仕切板とによる五枚の仕切板で構成し、下方仕切り部(30)によって仕切られた給気通口(33)への連通路と、排出口(P)への連通路には、内面にドレン返しを形成し、ダンパー部(10)のダンパー羽根は、常時はバランサー(14)により給気通口(33)及び排気通口(23)を閉鎖し、換気運転時にはファンにより強制されて給気通口(33)及び排気通口(23)を開放し、換気運転時にあって、外部から強風が吹き込んだ際に、ダンパー羽根(11b)における強風の受圧により給気通口(33)及び排気通口(23)を閉鎖するようになし、さらに、火災発生時にヒューズ(36)の溶解によって給気通口(33)及び排気通口(23)の閉鎖可能としたことを特徴とするダンパーを内蔵したウエザーカバー装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (6件):
3L058BA01
, 3L058BA04
, 3L058BB02
, 3L058BB04
, 3L058BC03
, 3L058BC06
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