特許
J-GLOBAL ID:200903054293019418
プラント制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-217623
公開番号(公開出願番号):特開平8-083104
出願日: 1994年09月12日
公開日(公表日): 1996年03月26日
要約:
【要約】【目的】 プラントの非定常運転を安定かつ円滑に行うことが可能なプラント制御装置を提供する。【構成】 モデル予測制御装置、制御対象の動特性を表わす関数を出力するプラント動特性モデルデータ出力部、該関数に基づきロバスト安定な制御パラメータを出力する制御系調整部、制御量、操作量に関する制約条件を決定する制約条件調整部によって構成される。【効果】 プラントの運転条件の変化に応じて、モデル予測制御装置を良好な状態に調整でき、プラントの非定常運転の際に生じる非線形特性に対処することができる。特に、非定常運転において制御量を急激に変化させようとした場合、制約条件の自動調整により強い非線形特性が現れない様に制御量の変化速度にブレーキがかかり、非定常運転の安定性を保つことができる。
請求項(抜粋):
入力される操作量に応じた制御量を出力する制御対象の動特性モデルを用いて制御量未来値を予測し、制御量、操作量が与えられた制約条件を満たしながら、未来目標値との偏差信号及び操作量に関する評価関数を最適化するような操作量を、制御量と未来目標値から逐次算出しながら制御を行うモデル予測制御装置を有するプラント制御装置において、予め設定された、制御量、操作量に関する平衡点と、制約条件とにより限定される動作条件内での制御対象の動特性を近似的に表わす線形伝達関数及びその最大モデル誤差ノルムを出力するプラント動特性モデルデータ出力部と、出力される線形伝達関数に基づき予測モデルを算出し、最大モデル誤差ノルムに対しロバスト安定になるような制御パラメータを算出し、これを前記モデル予測制御装置に与える制御系調整部と、を備えることを特徴とするプラント制御装置。
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