特許
J-GLOBAL ID:200903054295141717

密閉形鉛蓄電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 英俊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-301816
公開番号(公開出願番号):特開平10-144280
出願日: 1996年11月13日
公開日(公表日): 1998年05月29日
要約:
【要約】【課題】 安全弁を設けてもコストの低減が図れる密閉形鉛蓄電池を得る。【解決手段】 電槽1内を隔壁2で仕切って複数の電槽室3を構成する。隔壁2が存在する位置で電槽中蓋4に隔壁2の隣の各電槽室3に対応させて凹部6を設ける。凹部6の底部には、隔壁2の隣の各電槽室3に連通させて弁孔7をそれぞれ開口させる。これら弁孔7を包囲して共通の弁筒8を、凹部6内の底部から立設する。弁筒8内には隔壁2から延長させて弁筒8内を仕切る仕切り壁12を設ける。各弁孔7に対応させて弁筒8の先端部には放圧切込み部13をそれぞれ設ける。弁筒8の先端部には、各放圧切込み部13を覆ってキャップ状の弁体9を被せる。電槽中蓋4の凹部6の入口には、電槽上蓋10を弁筒8の先端と共に弁体9を挟んだ状態で固定する。
請求項(抜粋):
電槽内が隔壁で仕切られて複数の電槽室が構成され、各電槽室内に極板群が収容されている密閉形鉛蓄電池において、前記隔壁が存在する位置で電槽中蓋に前記隔壁の隣の各電槽室に対応させて凹部が設けられ、前記凹部の底部には前記隔壁の隣の各電槽室に連通させて弁孔がそれぞれ開口され、これら弁孔を包囲して共通の弁筒が前記凹部内の底部から立設され、前記弁筒内には前記隔壁から延長されて該弁筒内を仕切る仕切り壁が設けられ、前記各弁孔に対応させて前記弁筒の先端部には放圧切込み部がそれぞれ設けられ、前記弁筒の先端部には前記各放圧切込み部を覆ってキャップ状の弁体が被せられ、前記電槽中蓋の凹部の入口には電槽上蓋が前記弁筒の先端と共に前記弁体を挟んだ状態で固定されていることを特徴とする密閉形鉛蓄電池。

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