特許
J-GLOBAL ID:200903054296357136

耐熱ステンレス鋼

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山野 宏 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-282109
公開番号(公開出願番号):特開2000-109955
出願日: 1998年10月05日
公開日(公表日): 2000年04月18日
要約:
【要約】【課題】 Fe基であるオーステナイト系ステンレス鋼で、600°C程度においても高い引張り強さと耐へたり性とを有する耐熱ステンレス鋼を提供する。【解決手段】 wt%で、C:0.02〜0.30,Si:0.02〜3.5,Mn:0.02〜2.5,Ni:10〜50,Cr:12〜25,Ti:1.0〜5.0,Al:0.002〜1.0を含有し、かつNb:0.1〜3.0,B:0.001〜0.01,Mo:0.1〜4.0から選択された1種以上を含有して、Ti,AlおよびNbの合計含有量が3.0〜7.0である。粒界に析出するη相[Ni3Ti:hcp構造]と基地であるγ相結晶粒内に析出するγ′相[Ni3(Al,Ti,Nb)]との重量比率を0.01〜30.00%とする。600°Cでの熱間引張強さが800N/mm 2以上である。
請求項(抜粋):
C:0.02〜0.30wt%,Si:0.02〜3.5wt%,Mn:0.02〜2.5wt%,Ni:10〜50wt%,Cr:12〜25wt%,Ti:1.0〜5.0wt%,Al:0.002〜1.0wt%を含有し、かつNb:0.1〜3.0wt%,B:0.001〜0.01wt%,Mo:0.1〜4.0wt%から選択された1種以上を含有して、Ti,AlおよびNbの合計含有量が3.0〜7.0wt%である耐熱ステンレス鋼であって、粒界に析出するη相[Ni3Ti:hcp構造]と基地であるγ相(オーステナイト)結晶粒内に析出するγ′相[Ni3(Al,Ti,Nb)]との重量比率「{η相[Ni3Ti:hcp構造]/γ′相[Ni3(Al,Ti,Nb)]}×100(%)」が、0.01%以上30.00%以下であり、600°Cでの熱間引張強さが800N/mm 2以上であることを特徴とする耐熱ステンレス鋼。
IPC (2件):
C22C 38/00 302 ,  C22C 38/58
FI (2件):
C22C 38/00 302 Z ,  C22C 38/58
引用特許:
審査官引用 (4件)
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