特許
J-GLOBAL ID:200903054298405952

合成樹脂製容器の密閉構造と密閉用ガスケット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野口 武男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-051730
公開番号(公開出願番号):特開平10-245066
出願日: 1997年03月06日
公開日(公表日): 1998年09月14日
要約:
【要約】【課題】構造が簡略化されガスケットの装着作業が容易であって、容器の内外圧力差や衝撃等にもセルフシーリング機能が発揮され、常に密閉性が確保できる合成樹脂製容器の密閉構造を提供する。【解決手段】ボトムケース体(20)の開放端部(21)の内外いずれかの周壁面に沿ってガスケット嵌着溝(22)が形成され、同ガスケット嵌着溝(22)に嵌着された環状のガスケット(70)を介して、開放端部(51)の周縁に沿って形成され、前記ケース体(20)の前記開放端部(21)の上端面及び前記ガスケット嵌着溝(22)にそれぞれ対向する略L字断面からなる被嵌壁部(53)とを備えた蓋体(50)を外嵌して密閉固定する。好ましくは、前記ケース体(20)と蓋体(50)とを剛性の異なる材質で構成する。容器(10)に内外圧差が生じてケース体(20)と蓋体(50)とが互いに離間する方向に変形しても、その変形に伴い前記開放端部(21,51) の間で前記ガスケット(70)を押圧しつつ同時に相対的に滑動する間もガスケット(70)から離間することがなく、容器の変形を利用して常に完全なシール性を維持する。
請求項(抜粋):
ケース本体と蓋体とがガスケットを介して密閉シールされる合成樹脂製容器の密閉構造であって、前記ケース本体の開放端部の内外いずれかの周縁に沿って形成されたガスケット嵌着溝と、同ガスケット嵌着溝に嵌着された環状のガスケットと、蓋体の開放端部の周縁に沿って形成され、前記ケース本体の前記開放端部の端面及び前記ガスケット嵌着溝にそれぞれ対向する略L字断面からなる被嵌壁部とを備えてなることを特徴とする合成樹脂製容器の密閉構造。
IPC (3件):
B65D 53/02 ,  F16J 15/10 ,  H01L 21/68
FI (3件):
B65D 53/02 ,  F16J 15/10 T ,  H01L 21/68 T

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