特許
J-GLOBAL ID:200903054298605447

溶融オルガノシロキサン組成物を用いた塗布方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-129031
公開番号(公開出願番号):特開平7-051624
出願日: 1994年06月10日
公開日(公表日): 1995年02月28日
要約:
【要約】【目的】 周囲温度では非流動性であるが、流動遷移温度よりも高温へ加熱することによって再溶融可能なコーティングを得るための硬化性オルガノシロキサン組成物の適用方法を提供する。【構成】 この硬化性オルガノシロキサン組成物は特定の液状ポリオルガノシロキサンとMQ樹脂との組合せを含む。この組成物を溶融状態で適用する。湿分存在下で、ポリオルガノシロキサン上の加水分解性基の反応によってコーティングの流動遷移温度が徐々に上昇する。その後、コーティングは非流動性の樹脂強化エラストマーになる。好ましいコーティングは、適用後10分以内に25°Cで転移しなくなる。
請求項(抜粋):
以下の工程I〜III:I)(a)1価のR13SiO1/2 単位と、4価のSiO4/2 単位と、コポリマー重量に対して6重量%以下のXSiO3/2 単位(Xはヒドロキシル基、加水分解性基及びトリヒドロカルビルシロキシ単位から選ばれた少なくとも一つの部分である)とを含み、数平均分子量が1000以上である樹脂状オルガノシロキサンコポリマー、並びに(b)1分子当たり平均して2個よりも多い加水分解性基を含有し、25°Cで液体であるポリオルガノシロキサン、を含むコーティング組成物であって、R1 が置換されているかまたはされていない1価の炭化水素基を表し、前記ポリオルガノシロキサンの反復単位の80%以上がジシロキサン単位であり、そして前記ポリオルガノシロキサンに対する前記樹脂状オルガノシロキサンコポリマーの量が、前記加水分解性基の反応前に、1)厚さ0.075mmの前記組成物の鉛直層から成るコーティングを25°Cで実質的に非流動性にし、且つ2)前記組成物の流動遷移温度を40〜200°Cにするのに十分な量である前記組成物を、その流動遷移温度よりも高い温度へ加熱することによって流動性にする工程、II)前記組成物を流動性材料として支持体表面に適用してコーティングを形成させる工程、並びにIII)前記加水分解性基を反応させ且つ前記組成物の流動遷移温度を10°C以上上昇させるに十分な時間、前記コーティングを湿分にさらす工程、を逐次含んで成る、支持体の少なくとも片面を塗布する方法。
IPC (4件):
B05D 7/24 302 ,  B05D 3/02 ,  B05D 3/04 ,  C09D183/04 PMU
引用特許:
審査官引用 (40件)
  • 湿分硬化性シリコーン感圧接着剤
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-224260   出願人:ダウ・コ-ニング・コ-ポレ-ション
  • 特開昭54-043261
  • 特開昭54-043261
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