特許
J-GLOBAL ID:200903054298952686

ハロゲン化銀カラー写真感光材料

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-332194
公開番号(公開出願番号):特開平5-289261
出願日: 1992年11月19日
公開日(公表日): 1993年11月05日
要約:
【要約】【目的】色再現性、鮮鋭性、色像堅牢性、保存性が改良されたハロゲン化銀カラー写真感光材料を提供する。【構成】支持体上に、シアンカプラーを含有する赤感性乳剤層、マゼンタカプラーを含有する緑感性乳剤層、イエローカプラーを含有する青感性乳剤層及び非感光性層を有し、非発色性かつ耐拡散性のヒドラジン系化合物及び2以上のタイミング基を有する写真性有用基放出化合物を含有するハロゲン化銀カラー写真感光材料。
請求項(抜粋):
支持体上に、シアンカプラーを含有する赤感性乳剤層、マゼンタカプラーを含有する緑感性乳剤層、イエローカプラーを含有する青感性乳剤層及び非感光性層を有するハロゲン化銀カラー写真感光材料において、少なくとも1層に、下記「化1」ないし「化7」に示される一般式(I)ないし(VII) で表わされる非発色性、耐拡散性の化合物を含有し、かつ、下記「化8」に示される一般式(1) または「化9」に示される一般式(2) で表わされる化合物を含有することを特徴とするハロゲン化銀カラー写真感光材料。【化1】【化2】【化3】【化4】【化5】【化6】【化7】式中、R21は水素原子、脂肪族基又はヘテロ環基であり、R31、R41は水素原子、脂肪族基、芳香族基、又はヘテロ環基であり、R12、R22、R32、R71は水素原子、アルキル基、アラルキル基、アリール基、ヘテロ環基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アミノ基、アルケニル基、アルキニル基又はヒドラジノ基であり、R42はシアノ基、ニトロ基、パーフルオロアルキル基又はチオアシル基であり、G31は-SO2 -、-SO-、-PO(R35)-、イミノメチレン又は-COCO-であり、R35はアルキル基又はアリール基であり、G51、G71はG31で述べたものに、-CO-を加えたものであり、R13、R23、R33、R43、R53、R73、R14、R24、R34、R44、R54、R74は水素原子又はアルカリ条件下で除去される基であり、R73はアルキル基でもよく、R11はベンゼン環への置換基であり、Z51は環を形成するに必要な基であり、Y61はヒドラジン又はヒドロキシルアミン構造を有する二価の基であり、L61、L62は二価の連結基であり、n、m、qは0、1又は2であり、l、kは0または1である。以上述べた基は置換基を有してもよい。【化8】式中Aはカプラー残基または酸化還元基を表わし、L1 およびL3 は2価のタイミング基を表わし、L2 は3価もしくはそれ以上の結合手を有するタイミング基を表わし、PUGは写真性有用基を表わす。jとnはそれぞれ独立に0、1または2を表わし、mは1または2を表わし、sはL2 の価数から1を引いた数であり2以上の整数を表わす。またL1 、L2 もしくはL3 が分子内に複数個存在するとき、それらは全て同じであっても異なっていても良い。また複数個存在するPUGは全て同じであっても異なっていても良い。【化9】式中、AとPUGは一般式(I)と同義である。L4 は-OCO-基、-OSO-基、-OSO2 -基、-OCS-基、-SCO-基、-SCS-基または-WCR11R12-基を表わす。ここでWは酸素原子、硫黄原子または3級アミノ基(-NR13-)を表わし、R11およびR12はそれぞれ独立に水素原子または置換基を表わし、R13は置換基を表わす。またR11、R12及びR13の各々が2価基を表わし、連結して環状構造を形成する場合も含む。L5 は共役系に沿った電子移動によりPUGを放出する基もしくはL4 で定義される基を表わす。
IPC (3件):
G03C 7/305 ,  G03C 7/36 ,  G03C 7/392

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