特許
J-GLOBAL ID:200903054304198964

スラッジの乾燥処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-080405
公開番号(公開出願番号):特開平9-225216
出願日: 1996年02月27日
公開日(公表日): 1997年09月02日
要約:
【要約】【目的】 廃水処理に伴い発生するスラッジを簡便且能率的に乾燥させることの可能なスラッジの乾燥処理装置を提供する。【構成】 分離槽内に下部駆動ロールが設けられ且槽外上方の適宜位置には上部駆動ロールが設けられ、而もこれら両側端には係止ピンが植設されてなり、該下部駆動ロールと上部駆動ロールとの間に金属線材を織成してなる濾着スクリーンを連繋させて分離槽が前部槽及び後部槽に区画され、下部駆動ロールと上部駆動ロールとにより濾着スクリーンの両側縁の織目合内に係止ピンが係入されて回動され、且槽外上方には断面形状が弧形で濾着スクリーンの回動方向に対し横断方向で、而もその副射焦点が濾着スクリーン上のフロック表面に位置するよう遠赤外線ヒーターが多数並設され且この多数並設される遠赤外線ヒーターがケーシング内に設置された構成、及び上部駆動ロール外表面全体に係止ピンが植設されてなる構成。
請求項(抜粋):
廃水中の汚濁物を活性汚濁菌により分解吸着させ、若しくは凝集剤で凝集させたフロックを下部及び上部駆動ロール間に連繋されて回動可能な無端状の濾着スクリーンにより、前部槽及び後部槽に区画される分離槽の前部槽でフロックを濾着させたうえ分離槽外に搬出させ且加熱することによりスラッジを乾燥させるスラッジの乾燥処理装置において、濾着スクリーンが金属線材を用いてその経糸が少なくとも2本以上の金属線材を撚合してなる撚合線条が用いられ、且緯糸には単線条を用いて適宜の織幅と織目合で織成されてなり、而も下部駆動ロール及び上部駆動ロールのそれぞれ両側端には、濾着スクリーンの両側縁の織目内に係入して該濾着スクリーンを均質な展張状態で回動させるための係止ピンが植設されており、更に濾着スクリーンの回動方向の槽外上部位には、その断面形状が弧形の遠赤外線ヒーターが濾着スクリーンを横断する方向に、且遠赤外線副射焦点がフロックの濾着された濾着スクリーンの表面に位置するよう多数並設され、而もこの遠赤外線ヒーター全体がケーシング内に形成されてなることを特徴とするスラッジの乾燥処理装置。
IPC (3件):
B01D 33/04 ,  B01D 39/20 ,  C02F 11/12
FI (3件):
B01D 33/04 A ,  B01D 39/20 A ,  C02F 11/12 D

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