特許
J-GLOBAL ID:200903054320329980

インサート樹脂成形品の成形方法及び成形用金型

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野本 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-200996
公開番号(公開出願番号):特開平10-024448
出願日: 1996年07月12日
公開日(公表日): 1998年01月27日
要約:
【要約】【課題】 インサート金具を一体的に備えるインサート樹脂成形品の成形において、成形品の強度低下を来すウェルド部の形成を防止する。【解決手段】 固定型11に開設された各ピンゲート113はキャビティ13内における金属ブッシュ32のセット位置の外周に臨んで開口している。キャビティ13内にセットされた金属ブッシュ32の軸方向両端面と、キャビティ内壁面13a,13bとの間には容易にバリ漏れが生じない程度の微小なクリアランスが存在するので、回転軸14から係合部14aを介してトルクが伝達される金属ブッシュ32は回転することができる。このため、ピンゲート113からキャビティ13内への可塑化樹脂材料Pの充填時に金属ブッシュ32を回転させて、可塑化樹脂材料Pを撹拌し、ウェルド部の形成を防止することができる。
請求項(抜粋):
金型(1)のキャビティ(13)内に軸方向両端面が前記キャビティ(13)の内壁面(13a,13b)と微小クリアランスをもって対向するインサート金具(32)を配置し、前記キャビティ(13)内における前記インサート金具(32)の外周位置に臨んで開設された複数のピンゲート(113)から前記キャビティ(13)に可塑化樹脂材料(P)を充填し、この可塑化樹脂材料(P)の硬化前に前記インサート金具(32)をその軸心の周りに回転させることを特徴とするインサート樹脂成形品の成形方法。
IPC (4件):
B29C 45/14 ,  B29C 33/12 ,  B29K105:22 ,  B29L 31:32
FI (2件):
B29C 45/14 ,  B29C 33/12

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