特許
J-GLOBAL ID:200903054322220756

回転体装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-034232
公開番号(公開出願番号):特開2000-230546
出願日: 1999年02月12日
公開日(公表日): 2000年08月22日
要約:
【要約】【課題】移動ステージ等の回転・揺動・旋回運動する軸の支持に用いることができかつ運動精度の低下及びコストの高騰を抑制できる回転体装置を提供する。【解決手段】回転体装置としての球面転がり軸受1は内輪2と外輪3と球体としての玉4と保持器5を備えている。内輪2は内周に支持軸6が嵌合する。外輪3は内周面8が断面円弧状に形成されている。外輪3はその幅Oが内輪2の幅Iより大きく形成されている。外輪3の端面3aから支持軸6が突出する。外輪3の内周面8の曲率の中心Cは軸線P上でかつ外輪3の幅を二等分する位置またはこの位置から端面3aよりに位置している。外輪3の軸線Pと支持軸6とのなす角をθ0とし外輪3の内周面8の曲率半径をr2とし支持軸6の直径をdとすると曲率の中心Cと端面3aとの間の間隔BはB≦-tanθ0×r2+((tan2θ0+2)r22-(d/cosθ0)r2)1/2を満たしている。
請求項(抜粋):
円環状に形成されかつ内周面が断面円弧状に形成された外輪と、前記外輪に対し全方向に揺動自在に支持された支持軸と、前記外輪内に設けられかつ前記外輪の内周面とともに前記支持軸を全方向に揺動自在に支持する球体と、を備え、前記外輪の軸線と支持軸との間のなす回転角θ0に対し、B≦-tanθ0×r2+((tan2θ0+2)r22-(d/cosθ0)r2)1/2と、C≧(d/2)/cosθ0+rsinθ0と、のうち少なくとも一方の関係を満たすことを特徴とする回転体装置。ただし、r2:外輪の内周面の曲率半径、B:外輪の水平軸から支持軸が突出した側に位置する端面までの幅、C:外輪の支持軸が突出した側に位置する端面における内径、d:支持軸の直径、r:球体の外径である。
Fターム (5件):
3J012AB20 ,  3J012BB03 ,  3J012EB01 ,  3J012FB04 ,  3J012FB10

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