特許
J-GLOBAL ID：200903054326577675
受信装置及び変調方法
発明者：
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：
三好 秀和 (外3名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-335233
公開番号（公開出願番号）：特開平9-181700
出願日： 1995年12月22日
公開日（公表日）： 1997年07月11日
要約：
【要約】【課題】 この発明はマルチメディア通信等で情報の階層化による通信に好適な直交周波数分割多重(OFDM)信号に係り、特により簡易な回路構成からなる受信装置、及びその受信装置に適応可能な送信側の変調方法を提供する。【解決手段】 OFDM信号は、直交配置された複数の搬送波から構成される。各搬送波により階層化された送信データを受信する場合、受信回路側に移相器21を設け、そのOFDM信号のシンボル毎に位相を変化させることにより、特定の搬送波のみを選択抽出することが可能となる。その結果、後段の復調段を単純なシングルキャリア復調回路で構成でき、回路装置の簡易化が可能となった。この受信装置側の簡易化は、予め送信側の変調段において、OFDM信号を構成する各シンボルの先頭における初期位相の移相量を時間経過とともに変化させても同様に機能させることができる。
請求項（抜粋）：
周波数領域で互いに直交配置された複数の搬送波からなる直交周波数分割多重信号をアンテナを介して受信する受信装置において、受信した前記直交周波数分割多重信号を入力する周波数混合手段と、この周波数混合手段に接続された局部発振手段と、この局部発振手段からの局発信号又は前記周波数混合手段に入力された前記直交周波数分割多重信号の位相の移相量を直交周波数分割多重信号のシンボル毎に対応して変化させる移相手段とを具備し、前記直交周波数分割多重信号を構成する一部の搬送波を選択抽出することを特徴とする受信装置。
IPC (2件)：
FI (2件)：
H04J 11/00 Z
, H04L 27/18 Z
