特許
J-GLOBAL ID:200903054335361812

殺ウイルス性、殺菌性および殺精子性膣坐薬

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-515788
公開番号(公開出願番号):特表平9-506099
出願日: 1994年12月02日
公開日(公表日): 1997年06月17日
要約:
【要約】有効成分として少なくとも1種の医薬的に許容し得る、局所的に安全な抗菌剤、例えば塩化ベンザルコニウム、セチルピリジニウムクロリド、クロロヘキシジングルコネートおよびポビドンよう素、イミジアゾリジニル尿素およびジアゾリジニル尿素から成る群から選ばれる薬剤並びにマイクロカプセル化ラクトバシルス菌の生存可能なコロニーを含む、膣坐薬または他のタイプの膣ペッサリー、例えばクリーム、フォームまたは軟膏。生存可能なラクトバシルス菌をマイクロカプセル化形態で坐薬中に封入することにより、この細菌を坐薬の貯蔵中殺菌剤の作用から保護する。膣環境に暴露されると、マイクロカプセルは充分に分解し、ラクトバシルス菌が放出される。ラクトバシルス菌は、膣壁において健康なラクトバシルスに基づく叢を維持または再確立する役割を果たし、感染を促す異常な叢条件を抑制する過酸化水素または他の殺菌素を排出する。
請求項(抜粋):
医薬的に許容し得る、局所的に使用可能な抗菌剤の有効量、抗菌剤の存在にかかわらずペッサリー貯蔵中は生存可能な状態にマイクロカプセル封入された、ラクトバシルス・アシドフィルス種またはそのラクトバシルス・ラムノスス変種の少なくとも103の生菌、膣環境で長く湿気に暴露されると菌を放出するようになっている菌のカプセル封入コーティングを提供する物質、および抗菌剤およびマイクロカプセル封入菌と完全に混合した医薬的に許容し得る賦形剤を含有する膣ペッサリー。
IPC (2件):
A61K 9/02 ,  A61K 35/74
FI (2件):
A61K 9/02 L ,  A61K 35/74 A
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平2-174675
  • 特開昭62-212324
  • 特表昭60-501160
引用文献:
審査官引用 (1件)
  • CLIN. MICROBIOL. REV., 1990, 3(4), 335-344

前のページに戻る