特許
J-GLOBAL ID:200903054335562834

作業機械のオーバヒート防止装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 真田 有
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-123438
公開番号(公開出願番号):特開平10-299719
出願日: 1997年04月25日
公開日(公表日): 1998年11月10日
要約:
【要約】【課題】 作業機械のオーバヒート防止装置に関し、オーバヒート防止用制御手段による出力低減に対する運転者の不満を解消できるようにするとともに、オーバヒート状態になるおそれがない場合に温度表示手段が警報域を表示することのないようにして運転者の運転続行に対する不安を解消できるようにする。【解決手段】 流体圧源3と、エンジン4と、温度検出手段2と、作動流体又はエンジン冷却流体がオーバヒート状態になるのを抑制制御するオーバヒート防止用制御手段7と、オーバヒート防止用制御手段7の制御を禁止するオーバヒート防止用制御禁止手段8と、制御モード又は禁止モードのいずれかを選択する選択スイッチ手段11とを備えるとともに、オーバヒート状態になったことを報知しうるオーバヒート報知手段20と、選択スイッチ手段11によりオーバヒート防止用制御禁止モードを選択しているときと、オーバヒート防止用制御モードを選択しているときとで、オーバヒート報知手段20による報知態様を変更するオーバヒート報知変更手段21とを備えて構成される。
請求項(抜粋):
作業機械に付設の作業装置を駆動する流体圧シリンダ式アクチュエータを駆動するための圧力流体を供給する流体圧源と、該流体圧源を駆動するエンジンと、該アクチュエータを作動させる作動流体の温度又は該エンジンの温度を検出する温度検出手段と、該温度検出手段で検出された上記温度が設定値以上になると、上記の流体圧源及びエンジンのうちの少なくとも一方の出力を低減させて、上記のアクチュエータ作動流体又はエンジン冷却流体がオーバヒート状態になることを抑制するように制御するオーバヒート防止用制御手段と、該温度検出手段で検出された上記温度が設定値以上になったときに実行される該オーバヒート防止用制御手段による上記の出力低減制御を禁止するオーバヒート防止用制御禁止手段と、該オーバヒート防止用制御禁止手段によって、該オーバヒート防止用制御手段による該出力低減制御を禁止させるか否かの選択を行なう選択スイッチ手段と、上記のアクチュエータ作動流体又はエンジン冷却流体がオーバヒート状態になったことを報知しうるオーバヒート報知手段と、該選択スイッチ手段により該オーバヒート防止用制御手段による該出力低減制御を禁止させるようなオーバヒート防止用制御禁止モードを選択しているときと、該選択スイッチ手段により該オーバヒート防止用制御手段による該出力低減制御を行なうオーバヒート防止用制御モードを選択しているときとで、該オーバヒート報知手段による報知態様を変更するオーバヒート報知変更手段とをそなえて構成されていることを特徴とする、作業機械のオーバヒート防止装置。
IPC (2件):
F15B 20/00 ,  F04B 49/10 321
FI (2件):
F15B 20/00 E ,  F04B 49/10 321

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