特許
J-GLOBAL ID:200903054346951425

射出成形品の欠陥予測・評価方法及び欠陥予測・評価装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 幸彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-018860
公開番号(公開出願番号):特開2000-211005
出願日: 1999年01月27日
公開日(公表日): 2000年08月02日
要約:
【要約】【課題】溶融材料の流動解析結果に基づいて、成形品の欠陥を予測し、溶融材料の型内への充填挙動の良否を評価する射出成形品の欠陥予測評価方法を提供する。【解決手段】溶融材料の射出成形における流動解析を行う際、充填解析部21で、射出成形品の形状データ、物性データ等を基に数値解析法を用いて金型内に溶融材料が充填される過程をシミュレーションし、溶融材料の変動挙動及び金型内の未充填部の圧力変動を数値解析し、該数値解析で得られた充填挙動のデータを、所定の時間間隔で出力する。出力されたデータを基に、圧力変動算出部22で、各微小要素のガス圧力値及びガス圧力最大値を算出する。算出されたガス圧力値及びガス圧力最大値に基づいて、欠陥予測部24で、射出成形品に発生する欠陥発生位置を予測し、充填挙動評価部25で、溶融材料の充填挙動の良否を評価する。
請求項(抜粋):
射出成形により成形される成形品及び前記射出成形に使用する金型の形状から流動解析を行うための微小要素に分割された解析形状モデルを作成し、数値解析法を用いて前記解析形状モデル内へ充填される溶融材料の充填挙動を数値解析し、該数値解析結果に基づき、前記射出成形品の欠陥を予測し、かつ前記充填挙動を評価する射出成形品の欠陥予測評価方法において、前記溶融材料の充填開始から充填終了までの所要時間を所定の時間間隔に分け、該所定の時間間隔毎に、前記分割された微小要素について、前記溶融材料が充填されている微小要素と、前記溶融材料が充填されてない微小要素とに区別を行なうステップと、前記溶融材料が充填されない微小要素について、前記溶融材料或いは前記金型で取り囲まれたガス領域の情報を調べるステップと、前記ガス領域の情報から前記ガス領域のガス圧力分布を求めるステップと、前記求めたガス圧力分布を基に、前記充填開始からの経過時間と該経過時点での圧力や温度の情報を、各微小要素の位置に関する位置情報と共に記憶するステップと、前記記憶した各情報を演算処理し、該演算処理結果を前記各微小要素の位置に関する位置情報と共に記憶するステップと、前記演算処理結果を基に、気泡等の欠陥発生位置を予測するステップと、前記演算処理結果を基に、溶融材料の充填挙動の良否を評価するステップとを有することを特徴とする射出成形品の欠陥予測評価方法。
IPC (2件):
B29C 45/76 ,  B29C 45/46
FI (2件):
B29C 45/76 ,  B29C 45/46
Fターム (9件):
4F206AM23 ,  4F206JA07 ,  4F206JN25 ,  4F206JP13 ,  4F206JP14 ,  4F206JP18 ,  4F206JP22 ,  4F206JP30 ,  4F206JQ81

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