特許
J-GLOBAL ID:200903054347063361

スペースダイバーシティ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤巻 正憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-124928
公開番号(公開出願番号):特開平5-327572
出願日: 1992年05月18日
公開日(公表日): 1993年12月10日
要約:
【要約】【目的】 マイクロ波を用いる無線通信装置におけるスペースダイバーシティ装置において、主受信装置と副受信装置とが離れて設置されている場合に、主受信装置と副受信装置との間における受信局部発振信号の伝送を容易にすることができ、かつダイバーシティのための移相器等の構成を簡易にする。【構成】 合成器18は、受信周波数変換器13の出力である中間周波数信号と主受信装置1から入力した中間周波数信号とを合成する。位相比較器17は、主受信装置1の中間周波数信号及び副受信装置11の中間周波数信号の位相を比較して、その結果を移相器16の制御信号として出力する。移相器16は、主受信装置1の基準発振器6から入力した基準発振信号の位相を制御する。受信局部発振器14は、移相器16の出力に位相固定された局部発振信号を受信周波数変換器13に出力する。
請求項(抜粋):
主受信装置と副受信装置とを有するスペースダイバーシティ装置において、前記主受信装置は、主受信信号を入力する第1のアンテナと、この第1のアンテナが入力した前記主受信信号を中間周波数帯域信号に周波数変換する第1の受信周波数変換器と、この第1の受信周波数変換器における周波数変換において用いられる第1の局部発振信号を出力する第1の受信局部発振器と、前記第1の局部発振信号を安定化させる基準信号を出力する基準発振器と、前記基準信号の位相と前記第1の局部発振信号の位相とを比較してこの比較結果に基づいて前記第1の局部発振信号の位相を制御する第1の位相比較器とを有し、前記副受信装置は、副受信信号を入力する第2のアンテナと、この第2のアンテナが入力した前記副受信信号を中間周波数帯域信号に周波数変換する第2の受信周波数変換器と、この第2の受信周波数変換器における周波数変換において用いられる第2の局部発振信号を出力する第2の受信局部発振器と、前記主受信装置における前記基準信号を入力して位相を回転させる移相器と、この移相器の出力の位相と前記第2の局部発振信号の位相とを比較してこの比較結果に基づいて前記第2の局部発振信号の位相を制御する第2の位相比較器と、前記主受信装置における中間周波数帯域信号の位相と前記副受信装置における中間周波数帯域信号の位相とを比較してこの比較結果に基づいて前記移相器における移相量を制御する第3の位相比較器と、前記主受信装置における中間周波数帯域信号と前記副受信装置における中間周波数帯域信号とを合成する合成器とを有することを特徴とするスペースダイバーシティ装置。

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