特許
J-GLOBAL ID:200903054351039092
ワンウェイクラッチ
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-181086
公開番号(公開出願番号):特開平7-035163
出願日: 1993年07月22日
公開日(公表日): 1995年02月03日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 アウター部材の回転速度が設定回転速度に達したとき、クランプ可能状態とし、アウター部材の回転をインナー部材に伝達するワンウェイクラッチを提供する。【構成】 アウター部材1とインナー部材3との間に組込まれた径の異なる保持器5、6の径方向で対向するポケット9、10内にエンゲージタイプのスプラグ11を収納する。スプラグ11に弾性部材12の弾力を付与してスプラグ11のカム面11aをアウター部材1の円筒形内面1aに当接させ、カム面11bとインナー部材3の円筒形外面3a間に隙間δを形成する。アウター部材1と共にスプラグ11を回転させ、スプラグ11に作用する遠心力によりスプラグ11を傾動させ、アウター部材1が設定回転速度に達したとき、スプラグ11の内外のカム面11a、11bをアウター部材1の円筒形内面1aおよびインナー部材3の円筒形外面3aに接触させてアウター部材1の回転をインナー部材3に伝達可能にする。
請求項(抜粋):
筒状のアウター部材とインナー部材とを相対的に回転自在に支持し、その両部材間に組込まれてアウター部材と共に回転する径の異なる2つの保持器に複数のポケットを形成し、径方向で対向するポケットにスプラグを組込み、そのスプラグを弾性部材で外径方向に押圧して外径側のカム面をアウター部材の円筒形内面に接触させ、かつ内径側のカム面とインナー部材の円筒形外面間に隙間を形成し、上記スプラグを、アウター部材に対する接触点とクラッチ中心を結ぶ直線から上記弾性部材がスプラグを押圧する押圧位置側に重心が位置するエンゲージタイプのスプラグとしたことを特徴とするワンウェイクラッチ。
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