特許
J-GLOBAL ID:200903054352377447

薄肉金属管の切断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 欽造 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-012787
公開番号(公開出願番号):特開平7-223111
出願日: 1994年02月04日
公開日(公表日): 1995年08月22日
要約:
【要約】【目的】 金属管3の切断を、簡易な制御で連続して行なう。且つ、金属管3の切断面を奇麗に仕上げる。【構成】 取付部32は、切断すべき金属管3の一部外周面を支えるローラ40と、この金属管3を切断するカッタ42とを備える。上記金属管3の内側で、上記カッタ42の突き当て位置から造管機1側にずれた位置に、上記金属管3の内周面と当接もしくは近接する中子58を設ける。この中子58は、ガイド素子59と、上記カッタ42と整合しない位置に設けられた永久磁石62、62とを備える。金属管3の外周で、この永久磁石62、62と整合する位置に、上記金属管3を挿通自在な環状に形成された磁性材69を支持している。切断作業時に、これら永久磁石62、62と磁性材69との磁気吸引力により、永久磁石62、62を組み込んだ中子58が金属管3と共に移動する。
請求項(抜粋):
造管機から連続的に送り出される、非磁性材製で薄肉の長尺な金属管の下方に設けられ、この金属管の送り方向と同方向並びに逆方向に往復移動自在で、同方向への移動時には上記金属管の送り速度と同速で移動するテーブルと、このテーブルの上面に設けられて上記金属管を切断する切断機とを備えた薄肉金属管の切断装置に於いて、上記切断機が次の?@〜?Gの要件を満たす事を特徴とする薄肉金属管の切断装置。?@ 上記金属管の周囲で、この金属管を中心に回転する取付部を備える。?A この取付部には、上記金属管と平行な第一の枢軸により支承されて、この金属管の一部外周面を支えた状態のまま、上記金属管の周囲を公転する受部材が設けられている。?B 上記取付部の一部で上記金属管に対し上記受部材とほぼ直径方向反対側位置にはカッタが、上記金属管の外周面に対する進退を自在に設けられている。?C このカッタは、円形の外周縁を鋭利な切断刃とし、上記金属管と平行な第二の枢軸により支承された状態で、上記金属管の外周面にその外周縁を突き当て自在である。?D 上記金属管の内側で、上記カッタの突き当て位置から上記造管機側にずれた位置には中子が設けられており、上記金属管の内側で、少なくとも上記突き当て位置の直径方向内側部分は中空部である。?E 上記中子は、上記金属管の内周面と当接もしくは近接するガイド素子と、上記カッタと整合しない位置に設けられた第一の磁性素子とを備える。?F 上記テーブルの上面で上記金属管を介して上記第一の磁性素子の外周面と対向する位置には、上記金属管を挿通自在な環状に形成された第二の磁性素子を支持している。?G 上記第一の磁性素子と第二の磁性素子との少なくとも一方は磁石であり、少なくとも切断作業時にこれら第一、第二の磁性素子との間には、磁気吸引力が作用し、上記第一の磁性素子を組み込んだ中子が金属管と共に移動する。
IPC (3件):
B23D 21/00 510 ,  B23D 21/00 ,  B23D 25/04

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