特許
J-GLOBAL ID:200903054353895786

制震壁の取付構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浜田 治雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-005710
公開番号(公開出願番号):特開2000-204789
出願日: 1999年01月12日
公開日(公表日): 2000年07月25日
要約:
【要約】【課題】 制震壁の空間スペースを大きく確保する必要がなく、制震壁は直立状態が保たれるため減衰性能が低下することがない制震壁の取付構造を提供する。【解決手段】 上部が開口し内部に粘性流体12が注入され下層階の構造部材14に固定される容器20と、この容器内に間隔を有して位置し上層階の構造部材16に追従装置30を介して固定される内板40とから構成され、追従装置30は、内板40の上辺に沿って固定される下方固定部31と、上層階の構造部材に沿って固定される上方固定部32および下方固定部31と上方固定部32とを連結する連結部33から構成され、連結部33は4枚の矩形状のリンク板34の平行端面をそれぞれ揺動可能にピン35により連結したパンタグラフ機構であり、一方の固定部31に対し他方の固定部32を内板の上辺方向に移動不能に連結し、上辺方向と直交する水平方向に平行移動可能に連結するものである。
請求項(抜粋):
上部が開口し内部に粘性流体が注入され下層階の構造部材に固定される容器と、この容器内に間隔を有して位置し上層階の構造部材に追従装置を介して固定される内板とから構成される制震壁の取付構造であり、前記追従装置は、内板の上辺に沿って固定される下方固定部と、上層階の構造部材に沿って固定される上方固定部および前記下方固定部と上方固定部とを連結する連結部から構成され、前記連結部は一方の固定部に対し他方の固定部を内板の上辺方向に移動不能に連結し、上辺方向と直交する水平方向に平行移動可能に連結することを特徴とする制震壁の取付構造。

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