特許
J-GLOBAL ID:200903054354201257

動力出力装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 孝雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-192827
公開番号(公開出願番号):特開平10-023721
出願日: 1996年07月02日
公開日(公表日): 1998年01月23日
要約:
【要約】【課題】 コンパクトでエネルギ効率の良い動力出力装置を提供する。【解決手段】 複合モータ30は、エンジン50のクランクシャフト56に結合されたロータ34とステータ32とにより誘導電動機としてのモータMG1を構成し、駆動軸22に結合されたロータ36とステータ32とにより誘導電動機としてのモータMG2とを構成する。駆動回路92でステータ32の三相コイル38に流す励磁電流の周波数をロータ34の周波数とロータ36の周波数の間に調整すれば、モータMG1は発電機として、モータMG2は電動機として動作する。このとき、モータMG1で回生される電磁的エネルギは、駆動回路92を介さずにステータ32から直接モータMG2に供給される。この結果、インバータ等の駆動回路を介してモータを駆動する装置に比してエネルギ効率を高くすることができると共に、装置全体をコンパクトにすることができる。
請求項(抜粋):
駆動軸に動力を出力する動力出力装置であって、出力軸を有する原動機と、多相のコイルが巻回されてなるステータと、前記原動機の出力軸に結合された第1のロータと、前記駆動軸に結合された第2のロータとを有し、前記ステータと前記第1のロータとにより回生動作が可能な第1の電動機を構成し、前記ステータと前記第2のロータとにより第2の電動機を構成し、少なくとも前記第1の電動機または前記第2の電動機の一方が非同期型の電動機として構成されてなる複合電動機と、前記複合電動機のステータに巻回されている前記多相のコイルへ流す励磁電流を調整することにより該複合電動機の第1および第2の電動機を駆動する電動機駆動回路と、前記複合電動機の第1および第2の電動機により前記原動機から出力される動力の少なくとも一部を前記駆動軸に出力するよう前記電動機駆動回路を介して該第1および第2の電動機を駆動制御する制御手段とを備える動力出力装置。
IPC (3件):
H02K 16/02 ,  B60L 11/02 ,  H02P 7/747
FI (3件):
H02K 16/02 ,  B60L 11/02 ,  H02P 7/747

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