特許
J-GLOBAL ID:200903054360152365

鉄道車両のブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 右田 登志男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-156229
公開番号(公開出願番号):特開平5-319249
出願日: 1992年05月25日
公開日(公表日): 1993年12月03日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】鉄道車両の速度向上と長大編成化に対応可能なブレーキ装置を提供する。【構成】付随車両のブレーキシリンダ25配管系にジャーク制限用の絞りと、バイパスする電磁弁が備えられており、非常ブレーキ指令線3又はゆるめ指令線4の通電に従って開弁する。また、制御車両に複数の込め速度のジャーク制御量を選択する手段を備え、ブレーキ管圧力センサ17による検出圧力が所定値以下の場合に速やかなジャーク制御量を所定値を越えた場合には緩やかなジャーク制御量を切換選択する。また、制御車両に非常と常用ブレーキ指令とを選択する手段を備え、ブレーキ指令時の速度が所定値以下か、編成両数が所定数以上の場合、所定時間中は常用ブレーキ指令を所定時間経過後には非常ブレーキ指令を切換選択する。【効果】車体応力や自連力を低減し、車体の前後振動を抑止しつつ、ブレーキの応答性や運転操作性を向上する。
請求項(抜粋):
制御車両と付随車両とからなる列車編成の各車両にブレーキ手段が設けられるとともに、各車両は少なくとも元空気だめ管とブレーキ管と非常ブレーキ指令線とゆるめ指令線とによって結合され、前記制御車両には少なくとも前記ブレーキ管の空気圧を制御する手段と前記非常ブレーキ指令線及び前記ゆるめ指令線に通電する手段とを含むブレーキ指令手段を備える一方、前記付随車両には前記ブレーキ管の空気圧ならびに前記非常ブレーキ指令線及び前記ゆるめ指令線の通電に従って該付随車両のブレーキ手段の制動力を制御するブレーキ制御手段を備えてなる鉄道車両のブレーキ装置において、該ブレーキ制御手段のブレーキシリンダ配管系にブレーキシリンダ圧力のジャーク制限用の絞りが設けられるとともに、この絞りをバイパスする電磁弁が備えられており、該電磁弁は前記非常ブレーキ指令線又は前記ゆるめ指令線の通電に従って開弁することを特徴とする鉄道車両のブレーキ装置。
IPC (3件):
B60T 17/04 ,  B60T 15/18 ,  B61H 13/30

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