特許
J-GLOBAL ID:200903054361173234

漏れ波誘電体線路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-012224
公開番号(公開出願番号):特開平5-206708
出願日: 1992年01月27日
公開日(公表日): 1993年08月13日
要約:
【要約】【目的】本発明は、マイクロ波,ミリ波帯における給電線やアンテナ素子、あるいは回路素子として使用される漏れ波誘電体線路において、大きな振幅のグレーティング・ローブが発生することなく、漏れ波の放射方向を線路前方以外の方向に設定し、上記アンテナや回路の設計自由度を向上することを目的とする。【構成】漏れ波誘電体線路4の誘電体ストリップに沿って、ノッチ列5a,5bからなる、それぞれ同一周期を持つ2系統の周期構造を、互いに半周期t/2ずらして形成し、これを上部金属板1と下部金属板2との間に挾持配設して構成することで、任意の放射方向にグレーティング・ローブなしに各種の漏れ波を発生することができ、これにアンテナ放射素子を結合することにより、種々のアンテナや回路素子を構成できる。
請求項(抜粋):
上下平行にした2枚の金属板間に挾持配設され、その一端に給電を受けて励振される誘電体線路と、この誘電体線路の長さ方向に対応して、同一周期で互いに半周期ずらして設けられ、その周期毎に該誘電体線路に伝送される励振電力が漏れ波として放射される2系統の周期構造部と、を具備したことを特徴とする漏れ波誘電体線路。

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