特許
J-GLOBAL ID:200903054374763324

カメラ用フォーカルプレンシャッタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 篠原 泰司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-341086
公開番号(公開出願番号):特開平9-179164
出願日: 1995年12月27日
公開日(公表日): 1997年07月11日
要約:
【要約】【課題】カメラへの組み込み前に電磁石の吸着面と鉄片部材の被吸着面とに異物が付着しないようにしたカメラ用フォーカルプレンシャッタを提供すること。【解決手段】シャッタ地板1の軸1d,1e,1fには夫々先羽根駆動部材2,後羽根駆動部材3,セットレバー8が回転可能に取り付けられ、セットレバー8には下向きに窪み8cが形成され、シャッタ地板1には軸1gが形成されている。セットレバー8は、時計方向へ回転して押動部8a,8bによって各駆動部材2,3をチャージ状態にセットするが、そのチャージ完了位置を越えて作動が可能であり、カメラへ組み込まれる前には、そのオーバー作動位置で窪み8cと軸1gを嵌合させ、各駆動部材2,3の鉄片4,5を電磁石の鉄芯17,18に対し接触状態にさせて置くことができる。
請求項(抜粋):
夫々の電磁石からの釈放によって作動し夫々のシャッタ羽根に露光走行を行わせる先羽根駆動部材及び後羽根駆動部材と、シャッタチャージのとき該両駆動部材を夫々の電磁石による吸着可能位置にセットするセット部材とが、各々、シャッタ地板に回転可能に取り付けられており、該セット部材は、シャッタレリーズのとき、該両駆動部材が夫々の電磁石に吸着保持された後であって且つ釈放される前に、セット位置から原位置へ復帰するようにしたフォーカルプレンシャッタにおいて、前記シャッタ地板と前記セット部材には、それらの一方に係合手段を、他方に被係合手段を設け、前記両駆動部材のセット状態において該係合手段と該被係合手段が係合し、前記セット部材の原位置への復帰を阻止し得るようにしたことを特徴とするカメラ用フォーカルプレンシャッタ。

前のページに戻る