特許
J-GLOBAL ID:200903054383793708

動力舵取装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-347615
公開番号(公開出願番号):特開平11-171030
出願日: 1997年12月17日
公開日(公表日): 1999年06月29日
要約:
【要約】【課題】 車両走行状態に応じた所定の出力トルクを操舵出力軸へ出力して最適なパワーアシストを行うことができる動力舵取装置を得る。【解決手段】 動力舵取装置に備えられたモータ部では、ブラシ76、78が設けられており、ブラシ78は移動用ギヤ52の保持部60に保持されて移動可能である。移動用ギヤ52は、車速等に応じて作動する制御モータ84によって回動され、これによりブラシ78の電機子36に対する接触状態が変更される。ブラシ78が回動した場合には、電機子36のコイルの実質的な有効長さ(有効導体数)が変更され、モータ部の駆動力が変化する。したがって、車両の走行状態に応じてブラシ78を回動させることにより、車両走行状態に応じた所定の出力トルクを操舵出力軸へ出力して最適なパワーアシストを行うことができる。
請求項(抜粋):
電機子と前記電機子の両側に対向して設けられた第1及び第2の磁極子とから成るモータによって、操舵手段に連結される操舵入力軸からの入力トルクに基づいたパワーアシストを行って所定の出力トルクを、転舵輪を転舵するための操舵出力軸へ出力する動力舵取装置において、前記操舵入力軸の左右の回転方向に応じて前記モータの給電ブラシへの通電方向を切り換える通電切換機構と、前記操舵入力軸からの入力トルクの大きさに応じて前記第1の磁極子と第2の磁極子との対向位置を軸線周りに相対的に変更し、前記モータのパワーアシスト力を制御する磁極制御手段と、前記給電ブラシを保持すると共に回転可能に支持された移動用ギヤと、前記移動用ギヤに連結され駆動することにより前記移動用ギヤを回転させる制御モータと、を有し、車両の走行状態に応じて前記給電ブラシの前記電機子に対する接触状態を変更し、前記モータのパワーアシスト力を制御する出力トルク制御手段と、を備えたことを特徴とする動力舵取装置。
IPC (2件):
B62D 5/04 ,  H02K 21/24
FI (2件):
B62D 5/04 ,  H02K 21/24 M
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 動力舵取装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-029468   出願人:トヨタ自動車株式会社

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