特許
J-GLOBAL ID:200903054388635744

シリアル通信回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 林 敬之助
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-157763
公開番号(公開出願番号):特開平6-006271
出願日: 1992年06月17日
公開日(公表日): 1994年01月14日
要約:
【要約】【目的】 周波数調整を必要とせず、さらにデータ送信時の低消費電力化を図ったシリアル通信回路を得る。【構成】 送信コイル11は、周波数変調回路10のコンデンサと並列共振回路を構成する。ここに、増幅器20の出力、第1の受信コイル21、送信コイル11、第2の受信コイル22、増幅器20の入力を一連の経路とした正帰還ループが構成される。そして、そこに並列共振回路の共振周波数による発振が起こる。周波数変調回路10にて周波数変調された送信データS1は、周波数復調回路23にて復調され受信データS2として出力される。
請求項(抜粋):
コイルを用いた電磁誘導方式によるシリアル通信回路であって、該シリアル通信回路の送信部は、少なくともコンデンサを含む送信データの周波数変調回路と送信コイルとから構成され、該送信コイルと前記周波数変調回路とは並列共振回路を形成し、該シリアル通信回路の受信部は、増幅回路と該増幅回路の出力に接続した第1の受信コイルと前記増幅回路の入力に接続した第2の受信コイルと受信データの周波数復調回路とから構成され、前記増幅回路は、前記並列共振回路が前記第1の受信コイルと前記第2の受信コイルとの双方と電磁結合を有することによって、前記並列共振回路と前記第1の受信コイルと前記第2の受信コイルとともに正帰還ループをなす発振回路を形成し、前記周波数復調回路は、前記正帰還ループに発生する送信データにより周波数変調された発振信号から受信データを周波数復調することを特徴とするシリアル通信回路。

前のページに戻る