特許
J-GLOBAL ID:200903054389801249

復号装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉浦 正知
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-120562
公開番号(公開出願番号):特開平6-311500
出願日: 1993年04月23日
公開日(公表日): 1994年11月04日
要約:
【要約】【目的】 ADRC符号化方式において、復号の際に量子化による歪みを減少し、エッジ部の解像度劣化を起こすことなく、また平坦部の歪みを増やすことなく、復号画像の画質を向上させる。【構成】 周辺データ取り出し回路26は、注目画素の符号化コードX0の周辺の8画素の符号化コードXi(i=1〜8)を同時に取り出す。相関回路27は複数方向に関して少なくとも水平方向及び垂直方向の相関の強さを調べる。例えば水平方向の相関に関して、符号化コードX1と符号化コードX3の平均値を求め符号化コードX2 との差を絶対値化する。比較回路28は、水平方向の相関の和と垂直方向の相関の和を比較し、相関の強さを調べ、その結果重み付けと重み補正値を発生する。集計回路29は、この比較出力の重み付けの値を集計する。補正コード発生回路30は、その集計値を比較出力の重み補正値で割り、その商が正規化回路31に供給され、正規化がなされる。正規化回路30の出力が符号化コードX0に加算され、加算出力が復号回路34で復号される。
請求項(抜粋):
入力データが複数画素からなるブロックに分割され、上記ブロック毎の最大値及び最小値から得られたダイナミックレンジ情報に適応して各画素の情報が原量子化ビット数よりも小なるビット数で符号化され、符号化データと、上記最大値、上記最小値及び上記ダイナミックレンジ情報に関連するデータの少なくとも二つよりなるブロック毎の付加情報とが伝送され、上記伝送データに基づいて符号化データを復号する復号装置において、複数の方向に関して相関の強さを調べ、その結果に対応した上記複数の方向の夫々の重みを決定する手段と、復号すべき注目画素の符号化データに関連する情報と、複数の周辺画素の符号化データに関連する情報の大小を比較する手段と、上記複数の方向の夫々の重みと上記比較手段の出力とに基づいて補正値を発生する補正値発生手段と、上記注目画素の符号化データ、付加情報及び上記正規化手段の出力に基づいて復号データを発生する手段とを備えてなる復号装置。
IPC (2件):
H04N 7/133 ,  H03M 7/50

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