特許
J-GLOBAL ID:200903054397719918
LPGエンジンの空燃比制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-198091
公開番号(公開出願番号):特開平5-044525
出願日: 1991年08月07日
公開日(公表日): 1993年02月23日
要約:
【要約】【目的】主燃料供給と補助燃料供給との制御態様切替え時に空燃比の狂いを防止し、ドライバビリティや排気エミッションの悪化を防止する。【構成】主燃料供給量を制御する燃料絞り弁15を設け、補助燃料供給量を制御するインジェクタ17を設ける。ECU38は、LPGエンジン1の高負荷状態に燃料絞り弁15により空燃比フィードバック制御を行い、中軽負荷状態にはインジェクタ17により空燃比フィードバック制御を行う。そして、ECU38は、インジェクタ17による制御態様から燃料絞り弁15による制御態様への切替え時に、その切替え後の燃料絞り弁15による制御態様に対応して使用される空燃比補正係数(FAF)を「1.0」に初期化してから空燃比フィードバック制御を開始する。これにより、両制御態様の間でFAFに係る1単位当たりの補正量が異なっていても、制御態様切替え直後の空燃比が適正に補正される。
請求項(抜粋):
液化石油ガスを燃料とするエンジンの吸気通路に形成されたベンチュリを介して主燃料と吸入空気とを混合し、その混合気を前記エンジンに供給する主燃料混合手段と、前記主燃料混合手段とは別位置の吸気通路に設けられ、前記吸気通路に補助燃料を噴射する補助燃料噴射手段と、前記エンジンの排気通路に設けられ、排気中の酸素濃度から前記エンジンの空燃比を検出する空燃比検出手段と、前記主燃料混合手段による混合気供給量及び前記補助燃料噴射手段からの補助燃料噴射量をそれぞれ補正するために、前記空燃比検出手段にて検出される空燃比に基づき空燃比補正係数を算出する補正係数算出手段と、前記エンジンの運転負荷状態を検出する負荷状態検出手段と、前記負荷状態検出手段の検出結果が高負荷状態であるときに、前記主燃料混合手段による混合気供給量を前記補正係数算出手段にて算出される空燃比補正係数に基づいて増減させて空燃比フィードバック制御を行う高負荷時制御手段と、前記負荷状態検出手段の検出結果が中軽負荷状態であるときに、前記補助燃料噴射手段からの補助燃料噴射量を前記補正係数算出手段にて算出される空燃比補正係数に基づいて増減させて空燃比フィードバック制御を行う中軽負荷時制御手段とを備えたLPGエンジンの空燃比制御装置において、前記高負荷時制御手段による空燃比フィードバック制御と前記中軽負荷時制御手段による空燃比フィードバック制御との間の制御態様切替え時に、その切替え後の制御態様に対応して使用される空燃比補正係数を初期化する補正係数初期化手段を設けたことを特徴とするLPGエンジンの空燃比制御装置。
IPC (3件):
F02D 41/02 330
, F02D 41/14 330
, F02M 21/02 311
引用特許:
前のページに戻る