特許
J-GLOBAL ID:200903054401786021
加圧スイッチ装置の製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-136838
公開番号(公開出願番号):特開平6-324784
出願日: 1993年05月14日
公開日(公表日): 1994年11月25日
要約:
【要約】【目的】 座標入力装置となる加圧スイッチ装置の2枚の電極(抵抗体)間に形成され、通常時2枚の電極を絶縁し、加圧時に2枚の電極を短絡する感圧導電層の製造において、生産性の向上及び製造コストの削減を図る。【構成】 まず、導電性有機重合体の材料となるモノマと、反応系にプロトンが関与する酸化剤と、プロトン酸と、溶媒とを混合してインクとする。このインクをロールGからロールHに巻き取られるフィルム基板12上に塗布する。この際にフィルム基板12上には予め透明電極層14を形成しておく。次いで、フィルム基板12を加熱することによりインク中のモノマの化学酸化重合反応を進行させる。そして、化学酸化重合反応によりフィルム基板12上に導電性有機重合体からなる感圧導電層17を形成する。そして、上記フィルム基板12上に透明電極層を有する別のフィルム基板をラミネートして加圧スイッチ装置とする。
請求項(抜粋):
対向配置された一対の電極間に、加圧により上記一対の電極間で短絡を生じる感圧導電層を形成した加圧スイッチ装置の製造方法であって、導電性有機重合体の材料となるモノマと酸化剤と溶媒とを含む混合物をインクとし、該インクを上記一対の電極のうちの少なくとも一方の電極の対向面に塗布するとともに、塗布された上記インク中において上記モノマを化学酸化重合させて導電性有機重合体からなる感圧導電層を形成し、次いで、上記一対の電極のうちの他方の電極を上記感圧導電層を挟むようにして上記一方の電極に対向配置することを特徴とする加圧スイッチ装置の製造方法。
前のページに戻る