特許
J-GLOBAL ID:200903054403588545
スライドレールユニット
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
世良 和信 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-155459
公開番号(公開出願番号):特開平8-326746
出願日: 1995年05月31日
公開日(公表日): 1996年12月10日
要約:
【要約】【目的】センタレールの遅れや先走りが生じること無く、左右への引き出し移動を可能とするスライドレールユニットを提供する。【構成】センタレール4の両端部に枢支部93L,93Rを中心に揺動自在に設けられる左右のストッパ部材9L,9Rと、アウタレール2の中央にセンタレール4に向かって突出するように設けられるストッパ凸部10と、インナレール6の両端部にセンタレール4に向かって突出するように設けられる左右の係合ピン11L,11Rと、を備え、引き出す際には、センタレール4とインナレール6を同時に引き出した後にインナレール6を引き出し、収納する際には、インナレール6をセンタレール4に収納した後にセンタレール4をアウタレール2内に収納する構成としたことを特徴とする。
請求項(抜粋):
アウタレールと、該アウタレールに対して多数の転動体を介して左右に引き出し・収納自在に設けられるセンタレールと、該センタレールに対して多数の転動体を介して左右に引き出し・収納自在に設けられるインナレールと、前記センタレールの両端部に枢支部を中心に揺動自在に設けられる左右のストッパ部材と、前記アウタレールに前記センタレールに向かって突出するように設けられるストッパ凸部と、前記インナレールの両端部に前記センタレールに向かって突出するように設けられる左右の係合突起と、を備え、前記ストッパ部材には枢支部を隔てて互いに反対側に延びる第1,第2腕部を設けると共に、常に前記第1腕部が上方に第2腕部が下方に向うようなモーメントを付与し、前記左右のストッパ部材をそれぞれの第1腕部が対向するように配設すると共に、前記左右のストッパ部材の各第1腕部には左右の係合突起と係脱可能なフック部を設け、一方、各第2腕部には、インナレール側に突出してインナレールと接触するインナ接触部と、アウタレール側に突出してストッパ凸部と接触するアウタ接触部と、を設け、前記インナ接触部はインナレールと接触状態で第2腕部を前記モーメントに抗して持ち上げて第1腕部のフック部を係合突起と係合状態に保持し、アウタ接触部はストッパ凸部の上縁に沿ってストッパ凸部の左右両端側に移動可能で、ストッパ凸部の上縁を中央を高くした山形状として、アウタ接触部がストッパ凸部上縁に接触している状態ではストッパ凸部の上縁によって第2腕部を上方に持ち上げ第1腕部を下方に下げて第1腕部のフック部を係合突起から外し、ストッパ凸部を通過した時点で前記モーメントによって第2腕部を下方に移動させてアウタ接触部がストッパ凸部の側辺部に係合する構成としたことを特徴とするスライドレールユニット。
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