特許
J-GLOBAL ID:200903054408729309
抄紙機の生産量制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大胡 典夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-137343
公開番号(公開出願番号):特開平5-331791
出願日: 1992年05月29日
公開日(公表日): 1993年12月14日
要約:
【要約】【構成】 本発明は、吐出圧力コントローラからの操作量と予め定めたポンプ有効上限回転数とを比較して操作余裕量を算出する操作余裕量算出回路と、操作余裕量から速度増量分を折線パターンで求めて速度増量値とする速度増量回路と、坪量検出器で検出した測定坪量と予め定めた設定坪量値を比較して操作逸脱量を算出する操作逸脱量算出回路と、測定坪量が設定坪量値より少ない場合に速度減速量を折線パターンで求めて速度減量値とする速度減量回路と、この速度減量回路および速度増量回路の出力変化を制限して速度コントローラに入力する変化率制限回路とを備えた抄紙機の生産量制御装置である。【効果】 本発明により、抄紙機で生産される紙の品質を一定に保つことが可能である。
請求項(抜粋):
吐出されたパルプの搬送する速度を調整する抄紙機用の速度モータと、この速度モータの回転速度を検出する速度検出器と、この速度検出器で検出した前記速度モータの速度測定値と速度設定器で予め定めた速度設定値とが一致するように前記速度モータを運転操作する速度コントローラと、坪量検出器で検出した前記パルプの測定坪量と坪量設定器で予め定めた設定坪量値とが一致するように前記パルプの吐出圧設定値を決定する坪量コントローラと、吐出される前記パルプの吐出圧力が前記坪量コントローラで設定された前記吐出圧設定値となるように紙料ポンプを運転制御する吐出圧力コントローラと、この吐出圧力コントローラからの操作量と予め定めたポンプ有効上限回転数とを比較して操作余裕量を算出する操作余裕量算出回路と、前記操作余裕量から速度増量分を折線パターンで求めて速度増量値とする速度増量回路と、坪量検出器で検出した前記測定坪量と予め定めた前記設定坪量値を比較して操作逸脱量を算出する操作逸脱量算出回路と、前記測定坪量が前記設定坪量値より少ない場合に速度減速量を前記折線パターンで求めて速度減量値とする速度減量回路と、この速度減量回路および前記速度増量回路の出力変化を制限して前記速度コントローラに入力する変化率制限回路とを具備してなる抄紙機の生産量制御装置。
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