特許
J-GLOBAL ID:200903054409162833

適応的制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 草野 卓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-168529
公開番号(公開出願番号):特開平9-016557
出願日: 1995年07月04日
公開日(公表日): 1997年01月17日
要約:
【要約】【課題】 演算量の大幅な増加を伴うことなく、 filtered-x 構成に高速射影法の適用を可能とする。【解決手段】 入力x(k)に filtered-x の伝達系の特性をフィルタ18で与えてx′(k)とし、x′(k)とx(k)相互相関ベクトルp(k)を計算部33で求める。x′(k)と誤差信号e(k)とにより、プレフィルタ係数g(k)を求め、それを平滑化してsp (k)を得、このsp (k)とx′(k)で近似的フィルタ係数z(k+1)を更新することは従来と同様である。フィルタ実行部34でy(k)=xT (k)z(k)+pT (k)sp-1(k-1)を演算して出力する。
請求項(抜粋):
制御点における誤差信号のパワーを最小とするように、可変フィルタの特性を適応的に制御して上記可変フィルタの出力信号を制御する方法であって、上記可変フィルタの出力端と、上記制御点までの伝達特性を上記可変フィルタの入力信号に付与した信号に基づいて制御を行う方法において、上記伝達特性を入力信号に付与した信号ベクトルと、上記入力信号ベクトルとの相互相関ベクトルを求める第1ステップと、上記伝達特性を入力信号に付与した信号ベクトルの自己相関行列の逆行列と、上記誤差信号ベクトルとの積に相当する演算を行ってプレフィルタ係数ベクトルを求める第2ステップと、上記プレフィルタ係数ベクトルを平滑化する第3ステップと、上記平滑化されたプレフィルタ係数を加重係数として、上記伝達特性を入力信号に付与した信号ベクトルの方向に近似的フィルタ係数ベクトルを修正する第4ステップと、上記相互相関ベクトルと上記平滑化されたプレフィルタ係数ベクトルとの内積演算を行い、かつ上記入力信号ベクトルと、上記近似的フィルタ係数ベクトルとの内積演算を行い、これらを合成して出力信号とする第5ステップと、を有することを特徴とする適応的制御方法。
IPC (5件):
G06F 17/10 ,  G05B 13/02 ,  G10K 11/178 ,  H03H 17/00 601 ,  H03H 21/00
FI (5件):
G06F 15/31 D ,  G05B 13/02 S ,  H03H 17/00 601 R ,  H03H 21/00 ,  G10K 11/16 H

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