特許
J-GLOBAL ID:200903054410850212

漏水位置検出方法および漏水位置検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-236781
公開番号(公開出願番号):特開平10-082712
出願日: 1996年09月06日
公開日(公表日): 1998年03月31日
要約:
【要約】【課題】人間の感覚に頼ることなく、精度よく漏水位置を推定できる漏水位置検出方法および検出装置を提供する。【解決手段】水道管11に漏水音センサ12を取付けるとともに、複数の周波数成分を対象にし、対象とする周波数成分に対応させて間隔をそれぞれ異ならせた実質的に複数対の地表振動センサ14〜18を地表面13に移動可能に配置し、これら複数対の地表振動センサの出力信号から漏水音センサで得られた信号とは関わりのない雑音を相互相関処理部19で除去した後に、各対をなす信号を用いて地表面13に伝わる漏水エネルギのうちの対をなす地表振動センサが対象にしている周波数成分のアクティブインテンシティをそれぞれ演算し、各アクティブインテンシティの大きさおよび極性から対象とする周波数成分毎に漏水位置推定ベクトルを求めるようにしている。
請求項(抜粋):
地中に埋設されている配管の漏水位置を推定検出するに当り、上記配管の一部分に漏水音センサを取付けるとともに、漏水音信号に含まれる複数の周波数成分を対象にし、対象とする周波数成分に対応させて間隔をそれぞれ異ならせた実質的に複数対の地表振動センサを地表面に移動可能に配置し、これら複数対の地表振動センサの出力信号から前記漏水音センサで得られた信号とは関わりのない雑音信号を相互相関処理でそれぞれ除去し、この処理を経た各対をなす信号を用いて地表面に伝わる漏水エネルギのうちの上記信号を出力した対をなす地表振動センサが対象にしている周波数成分のアクティブインテンシティをそれぞれ演算し、各アクティブインテンシティの大きさおよび極性から対象とする周波数成分毎に漏水位置推定ベクトルをそれぞれ求めるようにしたことを特徴とする漏水位置検出方法。
引用特許:
審査官引用 (3件)

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