特許
J-GLOBAL ID:200903054413034769

双ロール式連続鋳造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋沢 政光 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-115177
公開番号(公開出願番号):特開平6-304711
出願日: 1993年04月20日
公開日(公表日): 1994年11月01日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、溶融金属を急速凝固・冷却させて、微細な結晶粒をもち、加工性,表面性状に優れた金属薄板を得る双ロール式連続鋳造方法を提供する。【構成】 冷却ロール1a,1bの下方に圧下冷却ロール4を設け、先ず鋳造された薄肉鋳片3を冷却ロールより遊離させて非接触状態で冷却ロールと圧下冷却ロールとの接点5に誘導し、次いで圧下冷却ロールにより薄肉鋳片を圧下率20%以下にて圧延し、しかる後薄肉鋳片を圧下冷却ロール周面に接触させながら走行させ、この接触区間で薄肉鋳片を700°C/秒以上の冷却速度で急冷する双ロール式連続鋳造方法である。【効果】 小さい圧下能力で結晶粒が微細化され、美麗な表面の鋳片を得ることができるとともに、後工程の圧延後においても、表面性状に優れた金属薄板を得ることができる。
請求項(抜粋):
一対の冷却ロール間に注入した溶融金属を急冷凝固して薄肉鋳片を製造する双ロール式連続鋳造方法において、一方の冷却ロールの下方に、冷却手段を内蔵し且つ該ロールを押圧する圧下冷却ロールを設け、先ず鋳造された薄肉鋳片を冷却ロールより遊離させて非接触状態で一方の冷却ロールと圧下冷却ロールとの接点に誘導し、次いで圧下冷却ロールにより薄肉鋳片を圧下率20%以下にて圧延し、しかる後薄肉鋳片を圧下冷却ロール周面に接触させながら走行させ、この接触区間で薄肉鋳片を冷却することを特徴とする双ロール式連続鋳造方法。

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