特許
J-GLOBAL ID:200903054427088420

自動周波数制御回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 弘男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-315904
公開番号(公開出願番号):特開平10-163816
出願日: 1996年11月27日
公開日(公表日): 1998年06月19日
要約:
【要約】【課題】 狭帯域変調方式でプリアンブル期間中に伝送路特性を求めて受信信号の等化を行う方式の無線データ通信端末において、周波数選択性マルチパスフェージングの環境下でも周波数オフセットの影響を補正することを可能とすることである。【解決手段】 送信機側でプリアンブルパターンとしてある決められたPN信号のパターンを繰り返し送信し、受信機側は、プリアンブル期間中に復調された一周期前のPN信号の成分と現在のPNコードの信号成分をもとに1シンボルあたりの位相差を求めることにより、データ復調期間中、シンボル単位で位相の補正を行うことを可能にする。
請求項(抜粋):
狭帯域変調方式でプリアンブル期間中に伝送路特性を求めて受信信号の等化を行う方式の無線データ通信端末の周波数オフセットの影響を補正する自動周波数制御回路において、送信機側でプリアンブル信号としてある決められた擬似雑音(PN)信号を繰り返し送信する手段と、受信機側は、プルアンブルの所定の期間中に直交復調された一周期前のPN信号の成分(実数部振幅値と虚数部振幅値)と現在のPN信号の成分をもとにPN一周期あたりの位相差を求める手段と、PN一周期分のシンボル数で割ってシンボル単位の位相差(Δθ)を求める手段と、Δθをバースト期間中保持する手段と、データ復調期間中、Δθをシンボル単位で積分する手段と、積分された値より、実数部振幅値と虚数部振幅値に変換する手段と、求められた実数部振幅値と虚数部振幅値より、復調された受信信号の位相の補正をする手段とを有することを特徴とする自動周波数制御回路。

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