特許
J-GLOBAL ID:200903054428939105

電気コネクタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-306237
公開番号(公開出願番号):特開平8-162226
出願日: 1994年12月09日
公開日(公表日): 1996年06月21日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】 電気コネクタは、エッジ部に複数のパッドを配列した子基板30を、母基板に対して接続するために使用され、バネ性のある導電材料のシートから打ち抜きおよび折り曲げ加工によって形成された接触端子40が、プリロード状態にて配設されていて、各接触端子40の上接点部41と下接点部44との間に子基板のエッジ部をゼロ挿入力にて挿入した後子基板を回動させることにより、各対応するパッド部に対して各接点部41が所定の接触力にて接触させられる。【効果】 子基板の安定した接続が得られると同時に、子基板の挿抜に対しても頑丈で破損し難いものとすることができ、かつ非常に経済的で安価な電気コネクタとすることができる。
請求項(抜粋):
エッジ部に複数のパッドを配列した子基板を、母基板に対して接続するための電気コネクタにおいて、母基板上に載置される絶縁ハウジングと、該絶縁ハウジングに配設された複数の接触端子とを備えており、前記絶縁ハウジングには、子基板の前記エッジ部を前方斜め方向から受け入れて該エッジ部を中心とした該子基板の前記母基板に対する接続位置への後方回動を許す開口部が設けられており、該開口部の前側壁、底部壁および後側壁には、前記接触端子の各々を収容するための端子収容溝が設けられており、前記接触端子の各々は、バネ性のある導電材料のシートから打ち抜きおよび折り曲げ加工によって形成されており、各接触端子は、各対応する前記前側壁の端子収容溝に固定される固定部と、該固定部から下方へと前記底部壁の端子収容溝を通して延長して前記母基板の対応する導体に電気的に接続される接続部と、前記固定部から上方へと前記前側壁の端子収容溝を通して若干延長してから前記開口部内の方へと折り曲げ返されて下接点部を与える逆U字部と、前記下接点部から下方へと延長し、さらに該底部壁の端子収容溝にそって前記後側壁の端子収容溝の方へと延長して、さらに上方へと前記後側壁の端子収容溝にそって延長してストッパ部を与えるJ字部と、該ストッパ部から上方へと延長し且つ前記開口部内へと折り曲げ返されて上接点部を与えるC字部とを備えており、前記逆U字部、J字部およびC字部は、前記固定部を支点とし且つ前記上接点部を自由端とした弾性ばねを構成しており、前記後側壁の端子収容溝の前記開口部の側には、対応する接触端子の前記ストッパ部を係合させて、前記弾性ばねをプリロード状態にて、該接触端子を該端子収容溝内に保持させる引掛け部が設けられており、前記各端子収容溝に保持された各接触端子の前記上接点部と前記下接点部との間の、前記子基板の前記エッジ部の受け入れ方向から見た間隔は、前記子基板の前記エッジ部の厚さに等しいか、それより若干大きくされているが、前記子基板を前記後方回動させるときには、前記弾性ばねが前記プリロード状態よりさらにロードを掛けられた状態へと弾性偏移させられて、前記子基板の前記エッジ部の各対応するパッド部に対して各上接点部が所定の接触力にて接触させられるようにしたことを特徴とする電気コネクタ。
IPC (3件):
H01R 23/00 ,  H01R 13/11 302 ,  H01R 23/68 301

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