特許
J-GLOBAL ID:200903054429112743

DOHC型内燃機関におけるカム軸用軸受け部の潤滑装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石井 暁夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-252763
公開番号(公開出願番号):特開平7-102929
出願日: 1993年10月08日
公開日(公表日): 1995年04月18日
要約:
【要約】【目的】 DOHC型内燃機関において、吸気弁用カム軸2に対する各軸受け部と排気弁用カム軸6に対する各軸受け部とに対して、前記両カム軸の各々にその軸線に延びる潤滑油通路を形成することなく、潤滑を確実にできるようにする。【構成】 吸気弁用カム軸2の各軸受けキャップ体4と排気弁用カム軸6の各軸受けキャップ体8とを連結部12にて一体的に一体的に連結し、この各連結部に、吸気弁用カム軸の各軸受けキャップ体内面の潤滑油供給溝10と排気弁用カム軸の各軸受けキャップ体内面の潤滑油溝11とを連通する潤滑油分配通路13を設ける一方、前記シリンダヘッドに、潤滑油ポンプから前記各連結部のうち一つの連結部における潤滑油分配通路への潤滑油供給通路14を穿設すると共に、排気弁用カム軸の各軸受けキャップ体における潤滑油供給溝11の相互間を連通するようにした潤滑油連通通路15を穿設する。
請求項(抜粋):
シリンダヘッドの上面に、吸気弁用のカム軸を、シリンダヘッドに一体的に造形した複数個の軸受け部とこの各軸受け部に対する軸受けキャップ体とで軸支すると共に、排気弁用のカム軸を、シリンダヘッドに一体的に造形した複数個の軸受け部とこの各軸受け部に対する軸受けキャップ体とで軸支して成るDOHC型内燃機関において、前記吸気弁用カム軸の各軸受けキャップ体と前記排気弁用カム軸の各軸受けキャップ体との間に、これらを一体的に連結する連結部を各々設けて、この各連結部に、吸気弁用カム軸の各軸受けキャップ体の内面における潤滑油供給溝と排気弁用カム軸の各軸受けキャップ体の内面における潤滑油供給溝とを互いに連通する潤滑油分配通路を設ける一方、前記シリンダヘッドに、潤滑油ポンプから前記各連結部のうち一つの連結部における潤滑油分配通路への潤滑油供給通路を穿設し、更に、前記シリンダヘッドに、前記各連結部における潤滑油分配通路の相互間を連通するか、或いは、吸気弁用カム軸の各軸受けキャップ体における潤滑油供給溝の相互間又は排気弁用カム軸の各軸受けキャップ体における潤滑油供給溝の相互間を連通するようにした潤滑油連通通路を穿設することを特徴とするDOHC型内燃機関におけるカム軸用軸受け部の潤滑装置。
IPC (5件):
F01M 1/06 ,  F01L 1/04 ,  F01M 9/10 ,  F02F 1/24 ,  F16C 33/10

前のページに戻る