特許
J-GLOBAL ID:200903054444389697

多段型AD変換器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-017453
公開番号(公開出願番号):特開平5-218868
出願日: 1992年02月03日
公開日(公表日): 1993年08月27日
要約:
【要約】【目的】本発明の目的は、いくつかのAD変換ブロックを縦続接続し、数ステップに分けてAD変換する多段型AD変換器に関し、微分直線性の優れたAD変換器を提供すること。【構成】サンプルホールド増幅器20を構成しているオペアンプ21の正相入力端子に次段ブロックのADC30のゼロレベルを印加することにより達成される。【効果】サンプルホールド増幅器はオペアンプの正相入力に印加された電圧にたいし信号を出力するため、AD変換ブロック間のズレが生じず、アナログGNDレベルを簡単に一致させることができる。このため極めて優れた微分直線性を持つAD変換器を提供できる。
請求項(抜粋):
分解能に応じたレベルを発生する参照信号発生回路の参照信号と、アナログ入力信号とを比較して大小関係を判定する比較器を用いて温度計符号(サーモメータコード)に変換されたデジタル信号から所望のデジタル出力を得る低分解能AD変換器と、該AD変換器のデジタル出力をアナログ値に変換するDA変換器と、該DA変換器の出力と該低分解能AD変換器への入力との差分をとり増幅するサンプルホールド増幅回路とで構成されたAD変換ブロックを複数個縦続接続した多段型AD変換器において、該サンプルホールド増幅回路は差動入力のオペアンプを有し、該オペアンプの正相入力が次段のAD変換ブロックにおける低分解能AD変換器の基準とするレベルにしたことを特徴とする多段型AD変換器。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭54-013298

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