特許
J-GLOBAL ID:200903054447702035

スパイラル形電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-316360
公開番号(公開出願番号):特開平9-161751
出願日: 1995年12月05日
公開日(公表日): 1997年06月20日
要約:
【要約】【課題】 電池内部が高圧状態及び高温状態になった際に電極群の上方への突出を阻止すること。【解決手段】 スパイラル形電池20は中空筒体状の電極缶2の内部に正極シートと負極シートとセパレータとが積層捲回されて形成された断面スパイラル状の電極群4を備えている。電極群4の上面上には押え部材22が配置され、さらに電極缶の内面に押え部材の上方部位に沿ってビーディング部8が突出形成されていて押え部材を介し電極群を電極缶の内部に係止している。電極群の上方には一部に肉薄の溝部が形成されたダイヤフラム(防爆弁)10が配設されていている。押え部材はセラミックスで形成されていて電極缶の内部が高圧状態とともに高温状態となったときに電極群の突出を阻止するので、ダイヤフラムはガス圧で押し上げられその肉薄の溝部が破断されガス排出路を形成し安定確実に作動する。
請求項(抜粋):
正極シートと負極シートとセパレータとが積層捲回されて中空筒体状の電極缶(2)内部に収装された断面スパイラル状の電極群(4)と、該電極群(4)の上面上に配置された押え部材(22)と、該電極缶(2)の内面に該押え部材(22)の上方部位に沿って突出形成されて該押え部材(22)を介し該電極群(4)を該電極缶(2)内部に係止するビーディング部(8)と、該電極群(4)の上方に配設され該電極群(4)で発生したガスによって該電極缶(2)内部が所定の圧力に高まったことを感知し作動する防爆安全機構(10)とを備えたスパイラル形電池において、該押え部材(22)がセラミックスで形成されていることを特徴とするスパイラル形電池。
IPC (3件):
H01M 2/12 101 ,  H01M 6/16 ,  H01M 10/04
FI (3件):
H01M 2/12 101 ,  H01M 6/16 D ,  H01M 10/04 W

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