特許
J-GLOBAL ID:200903054450524415
脂肪酸アルキルエステル及びグリセリンの製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
西川 繁明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-073542
公開番号(公開出願番号):特開2002-265986
出願日: 2001年03月15日
公開日(公表日): 2002年09月18日
要約:
【要約】【課題】 アルカリを触媒として油脂をアルコールとエステル交換反応させて、精製された脂肪酸アルキルエステルとグリセリンを簡単な設備で効率よく製造する方法を提供すること。【解決手段】 油脂とアルコールとをエステル交換反応させて脂肪酸アルキルエステル及びグリセリンを製造する方法において、油脂に含水率1重量%以下のアルカリ含有アルコール溶液を添加し、反応温度10〜65°Cでエステル交換反応させる工程含む脂肪酸アルキルエステルの製造方法。
請求項(抜粋):
油脂とアルコールとをエステル交換反応させて脂肪酸アルキルエステル及びグリセリンを製造する方法において、(1)油脂に含水率1重量%以下のアルカリ含有アルコール溶液を添加し、反応温度10〜65°Cでエステル交換反応させる工程、(2)エステル交換反応により生成した脂肪酸アルキルエステル及びグリセリンを含有する反応混合物を粗脂肪酸アルキルエステル相(A)とグリセリン及び脂肪酸アルカリ金属塩を含む粗グリセリン相(B)とに相分離させる工程、(3)相分離させた粗脂肪酸アルキルエステル相(A)と粗グリセリン相(B)とを互いに分離する工程、(4)分離した粗脂肪酸アルキルエステル相(A)から得られた粗脂肪酸アルキルエステルに、その0.1〜15容量%の割合の水を添加して、脂肪酸アルキルエステル相(A-1)と、粗脂肪酸アルキルエステル中に残留するグリセリン及びアルカリを含む水溶液相(A-2)とに相分離させる工程、(5)相分離させた脂肪酸アルキルエステル相(A-1)と水溶液相(A-2)とを互いに分離して、脂肪酸アルキルエステル相(A-1)から脂肪酸アルキルエステルを回収する工程、(6)工程(3)で分離した粗グリセリン相(B)から得られた粗グリセリン、または該粗グリセリンと工程(5)で分離した水溶液相(A-2)から得られた水溶液との混合物に酸を加えて中和し、次いで、グリセリン相(B-1)と脂肪酸相(B-2)とに相分離させる工程、及び(7)相分離させたグリセリン相(B-1)と脂肪酸相(B-2)とを互いに分離して、グリセリン相(B-1)からグリセリンまたはグリセリン水溶液を回収する工程を含む脂肪酸アルキルエステル及びグリセリンの製造方法。
IPC (5件):
C11C 3/10
, C11B 13/00
, C11C 1/08
, C10M105/34
, C10N 40:22
FI (5件):
C11C 3/10
, C11B 13/00
, C11C 1/08
, C10M105/34
, C10N 40:22
Fターム (14件):
4H059AA03
, 4H059BA12
, 4H059BA13
, 4H059BA30
, 4H059BB02
, 4H059BB03
, 4H059BC03
, 4H059BC13
, 4H059CA36
, 4H059CA94
, 4H059CA96
, 4H059EA21
, 4H104BB32A
, 4H104PA22
引用特許:
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