特許
J-GLOBAL ID:200903054455707780

衛星移動通信システムにおける周波数誤差の補正方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-510442
公開番号(公開出願番号):特表平9-510067
出願日: 1995年09月01日
公開日(公表日): 1997年10月07日
要約:
【要約】移動機は、移動する中継局から受信した信号を使用して自身の周波数を補正するが、これには衛星の動きによって生じるドップラー・シフトをすべて補正することが含まれている。移動機には、移動中継局によって放送されるページング・チャネル信号を受信する受信器および復調器と、前記ページング・チャネル信号の情報を解読する復号器とが含まれている。移動機は解読した情報を使用して、通信システム内の自身の推定位置を決定することができる。また移動機は、解読した情報と推定位置とを使用して、周波数誤差とドップラー・シフトとを決定することもできる。決定された周波数誤差とドップラー・シフトとを使用して、周波数制御信号が決定される。つぎに制御された基準発振器は、制御入力信号として周波数補正信号を使用する。最後に、移動機には、基準として電圧が調整された発振器を使用して信号を送信する送信器が含まれる。
請求項(抜粋):
少なくとも1つの移動中継局を備えた衛星通信システムに使用される移動機であって、 前記中継局によって放送されるページング・チャネル信号を受信する受信器手段と、 前記ページング・チャネル信号を復調する手段と、 前記復調された信号を復号化する手段と、 前記復号化された信号から前記移動機の推定位置を決定する手段と、 前記復号化された信号と前記推定位置とを使用して、周波数誤差とドップラー・シフトとを決定する手段と、 前記決定された周波数誤差とドップラー・シフトとに基づいて、周波数補正信号を決定する周波数補正手段と、 前記周波数補正信号に対する制御入力を備えた制御発振器手段と、 前記制御発振器手段を基準として使用し、送信信号を発生させる送信器手段と、を含むことを特徴とする移動機。

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