特許
J-GLOBAL ID:200903054459425762

車両のサスペンシヨン装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-207014
公開番号(公開出願番号):特開平5-050826
出願日: 1991年08月19日
公開日(公表日): 1993年03月02日
要約:
【要約】【目的】ばね下共振付近ではショックアブソーバの減衰力特性がソフト側に切換わり難くハード側に維持されるようにして、乗心地の向上を図りつつ、ばね下共振付近でのタイヤのバタツキを確実に防止することを可能とする。【構成】車体にかかる入力の周波数が所定値よりも低い低周波振動領域であるときにショックアブソーバの減衰係数Dkiのソフト側へのしきい値α,βを、所定値よりも高い高周波振動領域であるときにショックアブソーバの減衰係数Dkiのハード側へのしきい値α,βをそれぞれ規制するしきい値変更手段81と、ばね上ばね下間相対速度のゲインGrev が第2所定値GrevMよりも大きくかつばね上絶対速度のゲインGavが第2所定値GavM よりも小さい場合にばね下共振領域であることを検知して、しきい値変更手段81によるソフト側への制御を規制するよう補正する補正手段84とを備える。
請求項(抜粋):
各車輪のばね上とばね下との間にショックアブソーバを備え、ばね上の変位速度とばね下の変位速度との相関関係に応じて、上記ショックアブソーバの減衰力特性を変更制御する車両のサスペンション装置において、上記各車輪のショックアブソーバの減衰力特性を変更して制御する制御手段と、車体にかかる入力の周波数を検出する入力周波数検出手段と、該入力周波数検出手段からの信号を受け、その信号が所定値よりも低い低周波振動領域であるときにショックアブソーバの減衰力特性のソフト側への制御手段の変更制御感度を、所定値よりも高い高周波振動領域であるときにショックアブソーバの減衰力特性のハード側への制御手段の変更制御感度をそれぞれ規制する変更制御感度規制手段と、上記入力周波数検出手段からの信号を受け、その信号がばね下共振付近に対応した高周波振動領域であるときに上記変更制御感度規制手段によるソフト側への制御手段の制御を規制するよう補正する補正手段とを備えたことを特徴とする車両のサスペンション装置。
IPC (2件):
B60G 17/015 ,  F16F 9/46

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