特許
J-GLOBAL ID:200903054464221555

柔軟性を改良したティシュー製品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外7名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-506800
公開番号(公開出願番号):特表2001-502760
出願日: 1996年07月16日
公開日(公表日): 2001年02月27日
要約:
【要約】親水性溶媒及び、四級アンモニウム化合物、四級化タンパク質化合物、リン脂質、シリコーン四級化物、加水分解した小麦タンパク質/ポリジメチルシロキサンホスホコポリオールコポリマー、四級化ラノリン誘導体及びシリコーンエマルションを含む表面改質成分を含有する組成物で局所的に処理することにより、ティシューの柔軟性を改良する。
請求項(抜粋):
1.水、プロピレングリコール、ポリプロピレングリコール及びポリエチレング リコールからなる群から選ばれる一種以上の親水性溶媒、及び四級アンモニウ ム化合物、四級化タンパク質化合物、リン脂質、シリコーン四級化物、加水分 解した小麦タンパク質/ポリジメチルシロキサンホスホコポリオールコポリマ ー、四級化ラノリン誘導体、及びシリコーンエマルションからなる群から選ば れる一種以上の表面改質剤を含有する柔軟化組成物を、繊維重量を基準として 約0.5〜約30乾燥重量%含有するティシュー。2.少なくとも一種の表面改質剤が以下の構造を有する四級アンモニウム化合物 である請求項1記載の方法。 (式中、 Xは塩化物、メチルサルフェート又は他の相溶性対イオンであり;及び Rは脂肪族、飽和又は不飽和C8-C22である。)3.少なくとも一種の表面改質剤が以下の構造を有する四級アンモニウム化合物 である請求項1記載の方法。 (式中、 Xは塩化物、メチルサルフェート又は他の相溶性対イオンであり; Rは脂肪族、飽和又は不飽和C8-C22であり;及び R1はベンジル又はエポキシ基である。)4.少なくとも一種の表面改質剤が以下の構造を有する四級アンモニウム化合物 である請求項1記載の方法。 (式中、 Xはメチルサルフェート又は他の相溶性対イオンであり;及び Rは脂肪族、飽和又は不飽和C8-C22である。)5.少なくとも一種の軟化剤/脱バウンダーが以下の構造を有する四級アンモニ ウム化合物である請求項1記載のティシュー。 (式中、 Xはメチルサルフェート、塩化物又は他の相溶性対イオンであり; Rは脂肪族、直鎖の、飽和又は不飽和C8-C22であり;及び R1は2-ヒドロキシエチル又は2-ヒドロキシプロピルである。)6.少なくとも一種の軟化剤/脱バウンダーが以下の構造を有する四級アンモニ ウム化合物である請求項1記載のティシュー。 (式中、 Rは脂肪族、直鎖又は分岐鎖の、飽和又は不飽和C8-C22であり; Xは塩化物、メチルサルフェート、エチルサルフェート又は他の相溶性対イ オンであり; R’は2-ヒドロキシエチル又はポリエトキシエタノールであり;及び nは1〜50である。)7.少なくとも一種の軟化剤/脱バウンダーが以下の構造を有する四級アンモニ ウム化合物である請求項1記載のティシュー。 (式中、 RはC8-C22であり;及び Xはメチルサルフェート、塩化物又は他の相溶性対イオンである。)8.少なくとも一種の軟化剤/脱バウンダーが以下の構造を有する四級アンモニ ウム化合物である請求項1記載のティシュー。 (式中、 Rは脂肪族、飽和又は不飽和C8-C22であり;或いはアリル又はR’が直 鎖又は分岐鎖のC4-C18であるR’-O-CH2-CH2-CH2であり;及 び Xは塩化物、サルフェート又は任意の他の相溶性対イオンである。)9.少なくとも一種の軟化剤/脱バウンダーが以下の構造を有する四級アンモニ ウム化合物である請求項1記載のティシュー。 (式中、 Rは脂肪族アルキル、直鎖又は分岐鎖の飽和又は不飽和C8-C22であり; 及び Xは塩化物、メチルサルフェート又は他の相溶性対イオンである。)10.少なくとも一種の表面改質剤が以下の構造を有する四級化タンパク質化合物 である請求項1記載の方法。 (式中、 R1は脂肪酸基、飽和又は不飽和、C12-C22であり; R2は加水分解した大豆タンパク質、加水分解した絹タンパク質、加水分解 した小麦タンパク質、コラーゲン基又はケラチン基であり;及び Xは塩化物、ラクテート又は他の相溶性対イオンである。)11.少なくとも一種の表面改質剤が以下の構造を有する四級化タンパク質化合物 である請求項1記載の方法。 (式中、 R1は脂肪酸基、飽和又は不飽和、C12-C22であり; R2は加水分解したコラーゲン又はケラチン基であり;及び Xは塩化物、ラクテート又は他の相溶性対イオンである。)12.少なくとも一種の軟化剤/脱バウンダーが以下の構造を有するリン脂質であ る請求項1記載のティシュー。 (式中、 xは1〜3であり; x+y=3であり; aは0〜2であり; BはO-又はOMであり; Aはアニオンであり; Mはカチオンであり;及び R、R1及びR2は同じでも異なっていてもよく、炭素数が16までのアルキ ル、置換アルキル、アルキルアリール又はアルケニル基であり、R+R1+ R2の全炭素数が10〜24である。)13.少なくとも一種の軟化剤/脱バウンダーが以下の構造を有するリン脂質であ る請求項1記載のティシュー。 (式中、 xは1〜3であり; x+y=3であり; aは0〜2であり; BはO-又はOMであり; Aはアニオンであり; Mはカチオンであり; R5及びR6は同じでも異なっていてもよく、C6までのアルキル、ヒドロキ シアルキル、カルボキシアルキル又はC10までのポリオキシアルキレン;又 はR5、R6及びそれらが結合している窒素がN-ヘテロ環を示してもよく; 及び R7は以下の構造を有するアミドアミン基である: ここで、 nは2〜6であり; R3は水素又は炭素数6までのアルキル、ヒドロキシアルキル又はアルケニ ルであり;又は炭素数6までのシクロアルキル又は炭素数10までのポリオ キシアルキレンであり;及び R4はアルキル、アルケニル、アルコキシ又はヒドロキシアルキル、C5〜 C21、又はC20までのアリール又はアルカリールである。)14.少なくとも一種の軟化剤/脱バウンダーが以下の構造を有するリン脂質であ る請求項1記載のティシュー。 (式中、 Aはアニオンであり; Mはカチオンであり; R、R1及びR2は同じでも異なっていてもよく、炭素数が16までのアルキ ル、置換アルキル、アルキルアリール又はアルケニル基であり、R+R1+ R2の全炭素数が10〜24であり;及び R’は以下の構造を有するアミドアミン基である: ここで、 nは2〜6であり; R3は水素又は炭素数6までのアルキル、ヒドロキシアルキル又はアルケニ ルであり;又は炭素数6までのシクロアルキル、又は炭素数10までのポリ オキシアルキレンであり;及び R8は以下の構造を有する: ここで、 nは3以上であり; pは1〜1000であり;及び qは1〜25である。)15.少なくとも一種の表面改質剤が以下の構造を有するシリコーン四級化物であ る請求項1記載の方法。 (式中、 Rはアルキル基、C12〜C18であり; Zは-CH2-CH2-CH2-O-(CH2)3-であり;及び nは1〜50である。)16.少なくとも一種の表面改質剤が以下の構造を有する有機反応性ポリシロキサ ンである請求項1記載の方法。 (式中、 Rはアミン、カルボキシ、ヒドロキシ、又はエポキシであり; nは3以上であり; xは1〜1000であり;及び yは1〜25である。)17.少なくとも一種の表面改質剤が以下の構造を有する有機反応性ポリシロキサ ンである請求項1記載の方法。 (式中、 Rはアミン、カルボキシ、ヒドロキシ、又はエポキシであり; nは3以上であり:及び xは1〜1000である。)18.少なくとも一種の表面改質剤が以下の構造を有する有機反応性ポリシロキサ ンである請求項1記載の方法。 (式中、 Rはアミン、カルボキシ、ヒドロキシ、又はエポキシであり; nは3以上であり;及び xは1〜1000である。)19.プロピレングリコール、及びメチル-1-アルキルアミドエチル-2-アル キルイミダゾリニウムメチルサルフェート、ステアロアルコニウムクロリド及 びオレアルコニウムクロリドからなる群から選ばれる一種以上の四級アンモニ ウム化合物を含有する局所的に施される柔軟化組成物を、繊維重量を基準とし て約1〜約10乾燥重量%含有するティシュー。20.柔軟化組成物がさらに有機反応性ポリシロキサンを含有する請求項19記載 のティシュー。

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