特許
J-GLOBAL ID:200903054469328609
光制御型フェーズドアレイレーダ装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (4件):
高橋 省吾
, 稲葉 忠彦
, 村上 加奈子
, 中鶴 一隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-172528
公開番号(公開出願番号):特開2008-005205
出願日: 2006年06月22日
公開日(公表日): 2008年01月10日
要約:
【課題】 従来のフェーズドアレイレーダ装置では、電気線路や導波管を用いてレーダに必要な信号を伝送するため、電気線路を用いた場合には長距離伝送における伝送損失の増大、導波管を用いた場合には重量の増大という問題があった。【解決手段】 光制御型のフェーズドアレーアンテナを適用したレーダ装置の構成にすることで、艦船用や地上配置用等の長距離伝送を有する大規模なフェーズドアレイレーダ装置に用いた場合、電子機器間を光ファイバで接続することから伝送損失が小さくなり、従来の大規模フェーズドアレイレーダ装置で必要不可欠であった中継用の増幅器等を省くことができ、消費電力の節約、低コスト化が図れ、また、光ファイバは同軸線路やマイクロストリップ線路、導波管よりも材質的に軽いため、レーダ装置自体の軽量化が図れる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
送信ビームに対応した信号光とそれを搬送する光搬送波の2つの信号光を生成し、それら2つの信号光を合波して第1の光信号として送出する第1の光励振機と、
上記第1の光励振機で合波された第1の光信号から所望の送信ビームパターンの開口分布に対応した複数の第1のビーム光を形成する第1の光ビーム形成器と、
上記第1の光ビーム形成器で形成された複数の第1のビーム光のそれぞれを検波してマイクロ波信号を生成するとともに、受信信号をそれぞれ検波して第3の光信号に変換する複数の光マイクロ波変換器と、
上記複数の光マイクロ波変換器で生成されるマイクロ波信号を空間へ放射するとともに、その反射信号をそれぞれ受信し、当該受信信号をそれぞれ上記複数の光マイクロ波変換器へ送出する複数のアンテナと、
上記複数の光マイクロ波変換器の駆動電力を励起光として供給する電源用光源と、
上記電源用光源からの励起光をアンテナ数に応じて複数の励起光に分配し、上記複数の光マイクロ波変換器へそれぞれ伝送する光分配器と、
受信ビームに対応した信号光とそれを搬送する光搬送波の2つの信号光が生成され、それら2つの信号光を合波して第2の光信号として送出する第2の光励振機と、
上記第2の光励振機で合波された第2の光信号から所望の送信ビームパターンの開口分布に対応した複数の第2のビーム光を形成する第2の光ビーム形成器と、
上記第2の光ビーム形成器で形成された第2のビーム光と上記光マイクロ波変換器で変換された第3の光信号とを混合して、第4の光信号に周波数変換する複数の光周波数コンバータと、
上記複数の光周波数コンバータで周波数変換された複数の第4の光信号を合成する光合成器と、
上記光合成器の合成光から、所望の受信ビーム形状及び走査をしたレーダ受信信号を得る光受信機と、
を具備することを特徴とする光制御型フェーズドアレイレーダ装置。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (12件):
5J021AA05
, 5J021DB01
, 5J021HA04
, 5J021JA07
, 5J046AA07
, 5J046TA01
, 5K102AA11
, 5K102AA15
, 5K102AA17
, 5K102AL16
, 5K102PH49
, 5K102RB04
引用特許:
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