特許
J-GLOBAL ID:200903054470423186
ブレーキ倍力装置の反力機構
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
神崎 真一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-100588
公開番号(公開出願番号):特開平11-278245
出願日: 1998年03月27日
公開日(公表日): 1999年10月12日
要約:
【要約】【解決手段】 ブレーキ倍力装置の反力伝達手段33は、相互に相対変位可能に設けた第1ばね受け座41と第2ばね受け座42と、第1ばね受け座と第2ばね受け座との間に所定のセット荷重で弾装したばね43と、第1ばね受け座と第2ばね受け座とが所定間隔以上離隔するのを防止するストッパ部材44とを備えている。上記第1ばね受け座にヒステリシスを有する粘弾性手段47を設けるとともに第2ばね受け座に上記粘弾性手段を摺接させている。【効果】 反力伝達手段33のばね43が圧縮されるとサーボ比が大きくなる。これと同時に第1ばね受け座と第2ばね受け座とは粘弾性手段47を介して摺接するので、その粘弾性手段47により、サーボ比が大きくなる範囲でヒステリシスを増大させてブレーキフィーリングを向上させることができる。
請求項(抜粋):
シェル内に摺動自在に設けたバルブボデイと、このバルブボデイに設けた弁機構と、この弁機構を構成する弁プランジャを進退動させて弁機構の流路を切換えさせる入力軸と、上記バルブボデイに摺動自在に設けた出力軸と、この出力軸の基部と弁プランジャとの間に介在させたリアクションディスクと、このリアクションディスクと弁プランジャとの間に介在されてリアクションディスクからのブレーキ反力を弁プランジャに伝達する反力伝達手段とを備え、さらに上記反力伝達手段は、相互に相対変位可能に設けた第1ばね受け座と第2ばね受け座と、これら第1ばね受け座と第2ばね受け座との間に所定のセット荷重で弾装されて通常は両ばね受け座を離隔状態に保持するばねと、上記第1ばね受け座と第2ばね受け座とが所定間隔以上離隔するのを防止するストッパ部材とを備えたブレーキ倍力装置において、上記第1ばね受け座にヒステリシスを有する粘弾性手段を設けるとともに第2ばね受け座に摺動部を設けて、この摺動部に上記粘弾性手段を摺接させたことを特徴とするブレーキ倍力装置の反力機構。
前のページに戻る