特許
J-GLOBAL ID:200903054490891429

車両用空気調和装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-148149
公開番号(公開出願番号):特開平7-001953
出願日: 1993年06月18日
公開日(公表日): 1995年01月06日
要約:
【要約】【目的】 コンプレッサの負圧運転を回避しながら、極低温のときの暖房運転モード時のウォームアップ制御中の暖房能力の低下を防止することを可能にする。【構成】 室内エバポレータ5の作動を停止して、室内コンデンサ6を通過する空気を加熱することにより車室内を暖房する暖房運転モード時のウォームアップ制御中には、コンプレッサ32の電動モータ45の回転速度を制御して、室内コンデンサ6の出口の吹出温度を目標吹出温度に近づけるようにしている。このとき、コンプレッサ32の電動モータ45の回転速度を上げることによって、コンプレッサ32のコンプ吸入圧力が0MPa以下に低下して負圧運転に入っても、室内エバポレータ5も蒸発器として働かせる除湿暖房運転モードに切り替えるようにして、コンプレッサ32の負圧運転を回避した。
請求項(抜粋):
(a)車室内に空気を送るダクトと、(b)このダクトを介して室内へ空気を送る送風機と、(c)前記ダクト内に配され、低温の冷媒と空気とを熱交換して空気の冷却を行う上流側熱交換器と、(d)前記ダクト内において前記上流側熱交換器の下流側に配され、高温の冷媒と空気とを熱交換して空気の加熱を行う下流側熱交換器と、(e)前記ダクト外に配され、高温または低温の冷媒と前記ダクト外の空気とを熱交換する室外熱交換器と、(f)冷媒を圧縮吐出する冷媒圧縮機と、(g)冷媒の減圧膨張を行う減圧手段と、(h)少なくとも、前記冷媒圧縮機、前記下流側熱交換器、前記減圧手段、前記室外熱交換器の順で冷媒を循環させる暖房運転モードと前記冷媒圧縮機、前記下流側熱交換器、前記減圧手段、前記室外熱交換器、前記上流側熱交換器の順で冷媒を循環させる除湿暖房運転モードとを切り替える切替手段と、(i)前記冷媒圧縮機の吸入圧力を検出する検出手段と、(j)暖房運転モード時に、前記検出手段で前記冷媒圧縮機の吸入圧力が設定圧力以下に低下したことを検出した場合は、前記暖房運転モードから前記除湿暖房運転モードに切り替えるように前記切替手段を制御する制御手段とを備えた車両用空気調和装置。
IPC (2件):
B60H 1/32 102 ,  B60H 1/00 102
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭63-194170
  • 特開平4-002522

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