特許
J-GLOBAL ID:200903054496784187
最適シンボル位相検出回路
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大塚 学 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-322325
公開番号(公開出願番号):特開平5-136780
出願日: 1991年11月12日
公開日(公表日): 1993年06月01日
要約:
【要約】【目的】複数個のフレームを1サイクルとする伝送データを受信してフレーム同期をとるための同期クロックを検出するシンボル位相検出回路の高速化と消費電力の低減及び回路の経済化を図る。【構成】受信信号のサンプリングをシンボルレートクロックで行い(13)、サンプリング出力を従来の1/Nの処理速度で相関値を求めて(14)位相制御回路15に与え、位相制御回路15からのサンプリング位相設定信号によりサンプリング位相を1フレーム長受信する毎に(360/N)度ずつずらせたサンプリングクロックをサンプリング回路13に与えることにより最適なシンボル位相を判定すると同時にフレーム同期クロックを得るように構成した。
請求項(抜粋):
受信信号よりシンボルレートクロックを抽出し該クロックに同期し該クロックのN倍の周波数を有するN倍クロックを生成して出力するN倍クロック抽出回路と、外部から与えられるサンプリングクロック位相設定信号及び同期クロック位相設定信号に従って前記N倍クロックをそれぞれ1/N分周し、前記シンボルレートクロックに対し(360/N)度の任意の整数倍の位相差を有する二つの分周出力を生成し、サンプリングクロック及び同期クロックとしてそれぞれ出力する可変位相1/N分周回路と、前記サンプリングクロックで前記受信信号をサンプリングし受信信号サンプルとして順次出力するサンプリング回路と、前記受信信号サンプルと予め設定されるフレーム同期パターンとの相関値を計算し相関値Cとして出力する相関回路と、前記サンプリング回路にて1フレーム分の受信信号サンプルが得られる毎に、前記サンプリングクロック位相設定信号を用いて前記可変位相1/N分周回路から出力されるサンプリングクロックの位相を(360/N)度ずつ変化させ、その度に前記相関回路から出力される相関値Cの最大値CMAXi(iは当該のフレーム番号i=1〜N)を判定し該判定値に対応するサンプリングクロックの位相を記憶し、Nフレーム長受信した時得られるN個のCMAXi(i=1〜N)中最大の相関値に対応するサンプリングクロックの位相を記憶値から求め、該位相と一致する同期クロック位相設定信号を前記可変位相1/N分周回路に与えることにより、前記CMAXiの最大値に対応するサンプリングクロックの位相と同一の位相を有する同期クロックを前記可変位相1/N分周回路から出力させるように制御する位相制御回路とを備えた最適シンボル位相検出回路。
IPC (3件):
H04L 7/08
, H04J 3/00
, H04J 3/06
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