階層間同期化システムおよびこれを用いた大規模集積回路

発明者：
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：佐藤一雄 (外3名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-055654
公開番号（公開出願番号）：特開平5-259279
出願日： 1992年03月13日
公開日（公表日）： 1993年10月08日
要約：

【要約】 (修正有)【目的】既設計機能ブロックをクロックの遅延影響を受けることなく、高速で動作可能とした大規模集積回路を提供する。【構成】同期化ブロック17は上位ブロック16から入力事象発生信号群を受け取って保存する入力事象一時記憶手段と、この一時記憶手段からの信号に基づき、前記機能ブロック18,19,20の活性化を判定して活性化信号を送出する活性化タイミング判定手段と、下位ブロックから完了信号を含む出力事象発生信号を受け取って保存する出力事象一時記憶手段と、前記出力事象一時記憶手段からの信号に基づき、最終完了状態を判定して、上位ブロック16に最終完了信号を送出する最終完了信号判定手段とを備える。

請求項（抜粋）：

ある上位タイミング変数で表される上位時刻系に従って入力事象生信号を発生する上位機能ブロックと、前記上位機能ブロックとともに階層構造をなし、活性化信号に基づいて所定の作業を前記上位時刻系とは必ずしも一致しない、ローカルタイミング変数で表されるローカル時刻系に従って行う下位機能ブロックと、前記上位機能ブロックと前記下位機能ブロックとの間に設けられ、前記上位機能ブロックで発生された入力事象発生信号に基づいて前記下位機能ブロックを活性化する信号を前記ローカル時刻系で発生して前記下位機能ブロックに与えると共に、前記下位機能ブロックから発生された出力事象発生信号を待ち合わせて完了信号を前記上位時刻系で発生させて前記上位機能ブロックに与える階層間同期化手段とを備えた階層間同期化システム。

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