特許
J-GLOBAL ID:200903054501269997

リニアガイド装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 稲葉 良幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-033688
公開番号(公開出願番号):特開平10-231839
出願日: 1997年02月18日
公開日(公表日): 1998年09月02日
要約:
【要約】【目的】 エンドキャップ及びボール保持具相互間の僅かな加工誤差によってボール保持具の取付姿勢が不安定になることを防止する。【構成】 リニアガイド装置(14)のボール保持具(30)及びエンドキャップ(14B)相互間は、円弧状の係止部(32)によって係止される。係止部の先端部側(32a)では係止部(32)の曲率が外周溝(21)の曲率よりも小さくなるように形成される。このため、先端部側に挟持力が生じて係止部が外周溝の奥に入込むように作用し、ボール保持具(30)の取付姿勢が安定する。
請求項(抜粋):
側面に軸方向のボール転動溝が形成されている案内レールと、該案内レールのボール転動溝に対向するボール転動溝を内側面に有して案内レール上に軸方向相対移動可能に跨架されたスライダとを備え、該スライダは、内側面の前記ボール転動溝と共にこれに平行な軸方向の貫通孔からなるボール戻り路を袖部肉厚内に有するスライダ本体と、該スライダ本体の両端面に接合され裏面の接合面に前記ボール戻り通路とボール転動溝とを連通せしめる半ドーナツ形状の湾曲路を有するエンドキャップとを備え、前記案内レールのボール転動溝とスライダのボール転動溝とで形成される負荷ボール転動路と前記ボール戻り通路と前記湾曲路とで左右対称に無限循環路が構成され、該無限循環路内に多数のボールが装填されると共に、前記スライダに装着されてそれらボールの脱落を防止するボ-ル保持具を備えてなるリニアガイド装置であって、前記エンドキャップはその外面に内面の前記湾曲路に対応する円弧状の外周溝を有し、前記ボール保持具は線材からなり、直線部分と該直線部分の両端部に形成されて前記外周溝に係止する係止部とを有し、前記係止部は略円弧状に形成されかつ円弧状に形成された係止部の先端部側ではその基部側よりも相対的に大きい挟持力を前記外周溝に対して生ずるように形成されている、ことを特徴とするリニアガイド装置。
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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