特許
J-GLOBAL ID:200903054502722245

吸収冷凍機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曽々木 太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-081691
公開番号(公開出願番号):特開2000-249422
出願日: 1999年03月25日
公開日(公表日): 2000年09月14日
要約:
【要約】【課題】 ボイラの機能を充分に活用して、冷房出力当たりの燃料消費量の低減化および省エネルギー化を図るとともに、吸収冷凍機全体のコンパクト化および簡易な取り扱いを可能とし得る吸収冷凍機を提供する。【解決手段】 吸収液を吸収器1から低温熱交換器3に送給した後、中温熱交換器4を経て低温再生器5に送給する経路と、高温熱交換器6を経て蒸気加熱式高温再生器7に送給する経路とに分岐させ、前記低温再生器5において再生された吸収液を前記中温熱交換器4の加熱側に戻す一方、前記高温再生器7において再生された吸収液を前記高温熱交換器6の加熱側に戻し、前記中温熱交換器4および高温熱交換器6のそれぞれから出た吸収液を合流させて前記低温熱交換器3の加熱側を経て前記吸収器1に戻るよう循環させる蒸気式吸収冷温水機であって、ボイラ10に対し給水する代わりに吸収液を供給しそのボイラ10を吸収液の濃縮に直接利用して冷房出力当たりの燃料消費量の低減化を図る一方、その結果として放出される冷媒蒸気を高温再生器7等の加熱源として利用するものである。
請求項(抜粋):
吸収液を吸収器から低温熱交換器に送給した後、中温熱交換器を経て低温再生器に送給する経路と、高温熱交換器を経て蒸気加熱式高温再生器に送給する経路とに分岐させ、前記低温再生器において再生された吸収液を前記中温熱交換器の加熱側に戻す一方、前記高温再生器において再生された吸収液を前記高温熱交換器の加熱側に戻し、前記中温熱交換器および高温熱交換器のそれぞれから出た吸収液を合流させて前記低温熱交換器の加熱側を経て前記吸収器に戻るよう循環させる蒸気式吸収冷凍機であって、前記高温再生器と高温熱交換器との間に介装されて吸収液を加熱濃縮する溶液濃縮ボイラと、前記高温再生器からの濃吸収液の一部または全てを抽出して前記溶液濃縮ボイラに供給する供給手段とを備え、前記溶液濃縮ボイラは、加熱濃縮した吸収液を前記高温熱交換器の加熱側に戻すよう前記高温熱交換器と接続される一方、前記溶液濃縮ボイラにおいて吸収液から蒸発した冷媒蒸気を前記高温再生器に対し加熱源として供給するよう前記高温再生器と接続されていることを特徴とする吸収冷凍機。
IPC (2件):
F25B 15/00 303 ,  F25B 15/00
FI (2件):
F25B 15/00 303 E ,  F25B 15/00 303 B
Fターム (8件):
3L093AA01 ,  3L093BB12 ,  3L093BB13 ,  3L093BB16 ,  3L093BB21 ,  3L093BB22 ,  3L093BB29 ,  3L093MM07
引用特許:
出願人引用 (6件)
全件表示
審査官引用 (1件)

前のページに戻る