特許
J-GLOBAL ID:200903054511036729

自動二輪車用制動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-137104
公開番号(公開出願番号):特開平5-330478
出願日: 1992年05月28日
公開日(公表日): 1993年12月14日
要約:
【要約】【目的】 一次マスタシリンダと二次マスタシリンダとを接続する補助油路を連通・遮断するバルブが、前記両マスタシリンダにおいて発生するブレーキ油圧が拮抗した際に断続的に開閉しても、前記補助油路に共振が発生することを防止する。【構成】 一次ブレーキシリンダの制動反力で作動する二次マスタシリンダのケーシング13に設けた入力ポート17に、補助油路Laを介して一次マスタシリンダが接続される。入力ポート17と前記バルブが収納されるケーシング13の内部との間にオリフィスボルト20が螺入され、このオリフィスボルト20の内部に流路断面積を絞って補助油路Laの共振を防止するオリフィス202 が形成される。
請求項(抜粋):
一次ブレーキシリンダ(BcFR)の制動反力によって作動する二次マスタシリンダ(Ms)と、この二次マスタシリンダ(Ms)からのブレーキ油圧によって作動する二次ブレーキシリンダ(BcFL,BcR )と、ブレーキ操作子(P)の操作によって作動する一次マスタシリンダ(Mc2 )と、一次マスタシリンダ(Mc2 )からのブレーキ油圧を二次マスタシリンダ(Ms)に伝達する補助油路(La)と、二次マスタシリンダ(Ms)で発生するブレーキ油圧及び一次マスタシリンダ(Mc2 )で発生するブレーキ油圧の一方を選択して二次ブレーキシリンダ(BcFL,BcR )に伝達すべく、前記補助油路(La)を連通・遮断するバルブ(27)とを備えた自動二輪車用制動装置において、前記補助油路(La)に流路断面積を絞ったオリフィス(202 )を設けたことを特徴とする、自動二輪車用制動装置。

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